京都府警察本部交通部第4回大学ゼミ対抗プロジェクト「ポリス&カレッジ in KYOTO 2021」法学部高嶌ゼミチームが特別賞を獲得
2022.04.20
一般社団法人京都府トラック協会、京都府警察本部交通部交通企画課主催の「ポリス&カレッジ」は、学生の街「京都」の知の拠点である大学と連携し、大学ゼミで研究テーマに沿った様々な研究・分析・企画立案を行っていただくとともに、コンペ形式の発表会を開催して実効性の高いアイデアを募り、京都府警の施策として実施を検討するものです。本年度のテーマは「ドライバーに対する歩行者保護の徹底方策」についてでした。
本年度は4大学6ゼミ、総勢50名の学生が参加しました。各大学のゼミからは様々な研究成果、政策提言がなされ、その中から法学部の高嶌ゼミチームが特別賞に選出されました。
高嶌ゼミの研究・提言内容は、
①パト看板(注1)、②リメイクした飛び出し坊や、③オリジナルメッセージボードの看板を「三種の神器」として設置することです。
実現可能性が高く、ドライバーに対して歩行者の存在を認知させるのに最適だと考えました。
③については、神山祭で「命のメッセージ展」という催しを行い、そこで来場者に作成してもらったメッセージボードを活用するという提案です。
髙嶌ゼミは2020年度に最優秀賞を獲得しており、2年連続の入賞となりました!
(注1)昼は交通安全標語で、夜はパトカーに。1枚で昼と夜、内容が変わる看板
(参考:パト看板とは/交通安全看板・防犯・交通安全用品販売ー株式会社カワスミ)
京都府警察本部の方々からは「プレゼン能力が優れている」、「実現可能性が高い提案内容」の2点について特に高い評価をいただき、学生たちの誇らしい表情が印象的でした。



髙嶌ゼミ学生のコメント
プロジェクトリーダー 山下 康平さん(4年次)
今年のテーマは「ドライバーに対する歩行者保護の徹底方策」であり、髙嶌ゼミは費用対効果及び実現可能性を重視し、看板を使った施策案を提案しました。
審査員の方にも実現可能性と言うものを高く評価して頂き、特別賞を受賞することが出来ました。入賞したことは大変嬉しく思いますが、最優秀賞受賞の2連覇を目指していたので、素直に悔しいです。
今回の反省点は情報分析と斬新さに欠けた事です。なので次回はこの反省を活かし、3年連続入賞及び王座奪還を目指します。
最後になりましたが、今回の発表に携って下さったゼミの皆さん、当日ご参加頂いた大学の皆様、そして京都府警の皆様、大変有意義な経験をさせて頂き、本当にありがとうございました。今回の経験を、今後の活動に是非生かしていきたいと考えています。

前列左から2番目:伏木さん
後列左から4番目:山下さん
伏木 太作さん(3年次)
私たちは費用対効果を意識しパト看板の運用や飛び出し坊やのリメイクといった看板をメインとした施策案を提案いたしました。
しかしながらあと少し及ばず、特別賞という結果で終わりました。去年最優秀賞を勝ち取った3回生のみなさんのおかげで2年連続の入賞をすることは叶いましたが、2連覇を狙っていたので悔いの残る結果となりました。
来年は今回の結果と反省点を糧に3年連続の入賞、そして2度目の最優秀賞を目指して頑張ります!
ゼミ担当教員 高嶌 英弘 教授のコメント
京都府警のポリス&カレッジは、日頃学習している法律学や法政策学を実際に警察業務に活かしてもらえる大変貴重な機会です。
ゼミの皆さんが、この機会を最大限に利用して自己の実力を高めるとともに、京都の地域社会に貢献できていることを、担当教員として大変嬉しく思います。
2022年度もぜひがんばりましょう。