【経済学部】菅原ゼミ フィールドワーク2022 活動報告(3)

2022.09.29

経済学部菅原ゼミは、2020年度より宮津市の「府中をよくする地域会議」と連携し、宮津市府中地域の観光まちづくりデザインに取り組んでいます。私たちは、さらに宮津市のことを知るために9月15日に3回目のフィールドワークを行いました。1、2回目の時より宮津市の現状や課題をさらに深掘りし、地域を活性化させるための提案を3班それぞれで考えました。宮津市の方々と意見を交換することで、新たな課題を見つけ出すことが出来ました。いただいたご意見や情報を基にして、「京都から発信する政策研究交流大会」の投稿論文作成に取り組んでいきます。

(菅原ゼミ広報部)

A班

私たちの班は宿泊客を増やす手段としてワーケーションの推進を提案しました。今回のフィールドワークでは、ワーケーションの施設を実際に訪れ現状を把握しました。宮津市としてもワーケーションの取組を広める活動をしていることを確認でき、これからさらに発展させていくことができると感じました。また中間発表会では、宮津市の方々の意見から私たちの提案の課題が見えてきました。特に課題として挙げられたのは、他の地域との差別化です。同じことをしていても、地域の魅力には気づいてもらえないことを今回のフィールドワークで学んだので、これからのゼミ活動に繋げて行きたいと思います。

B班

宮津市役所の方々にインタビューをさせて頂き、宮津市は様々な取り組みを試みていることが分かりました。宮津市は観光業を中心として発展していくことを望んでいることがわかりました。繁忙期は、交通整備を行い、天橋立駅の道の駅を臨時駐車場として使う、フェリーを増便しているそうです。これらの意見を参考に今後の活動を進めていきたいと考えます。

C班

今回のフィールドワークでは、以前も訪れた「京都府立丹後郷土資料館」を再度訪れ、より詳細な施設の説明と現在の状況についてお話を伺い、今後の展望に関してもアイデアを出し合いました。その中で、特に高齢化による担い手不足と、資料館の知名度不足の2点が危機的な状況であることが分かり、早期的な解決が必要だと感じました。
中間発表会の際に地元の方がおっしゃられた「打ち抜けた考え」や「ワクワクできる喜び」を念頭に置いて、今後の論文作成に力を入れていきたいです。
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