【経済学部】菅原ゼミ フィールドワーク2022 活動報告(1)

2022.06.07

経済学部菅原ゼミは、2020年度より宮津市の「府中をよくする地域会議」と連携し、宮津市府中地域の観光まちづくりデザインに取り組んでいます。2022年度第1回目のフィールドワーク活動では、天橋立を中心に観光地(文珠地域、府中地域)をめぐり、20代の観光客目線での現地を視察しました。また、天橋立府中観光会加盟店舗にて、この地域の観光業の現状や課題などについてお話を伺いました。
地元の方によれば、徐々に観光客が戻ってきたが、まだまだ厳しい状況は続いているとのことでした。また、観光地は、コロナだけではなく天候や社会情勢(戦争など)の影響も大きく受けることがわかりました。
自分たちの感じたことや、地元店舗の方のお話をもとに、7月に予定している次回フィールドワークでの調査内容を固めていきます。

(菅原ゼミ広報部)

天橋立を中心とする宮津の町は、若者でも楽しめる観光地でした。リフトに乗るのも新鮮で、上から見る天橋立は絶景でした。しかし、半日で十分回れるので、リピーターは少ないのではないかと感じました。また、天橋立ビューランドに行きましたが、ファミリー層やご年配の方々が多く、同世代の若者は少なかったです。
実際に府中地域を訪ねてみて、天橋立を渡るための交通手段として行き帰りともにレンタサイクルを利用しましたが、借りる場所によって価格やオプションが異なっていました。また、雨天の場合にレンタサイクルも利用することができないと、行くところが限られてしまうのも課題だと感じました。飲食店やお土産を販売しているお店は、想像していたよりも多くあったため、観光客で混み合うことなく快適に利用できました。
これらのことから、観光で府中地域を盛り上げるためには、リピーターを増やすことよりも、宿泊客に重きを置いて、夜に星を見るイベントや、ホテルや民宿のプランを増やすことを視野に入れることが良いのではないかと思いました。

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