留学体験談

グローバルな舞台で活躍する人材を育てる

Column留学体験談

チェコ・パラツキー大学・森井 樹さん

2022年度秋学期交換留学

グローバル経済コース・4年次

参加動機は?

京都の街づくりに携わる仕事がしたいと考えており、そのときに自分にあった協定校を見つけたことがきっかけです。
留学先のチェコ・パラツキー大学は中央ヨーロッパに属しており、激動の過去を乗り越えた歴史ある大学です。また、パラツキー大学の属するオロモウツという街は人口10万人のうち2万人は大学生という学生の街です。学生企画運営のイベントがあったり、市民の方が大学の校舎を利用してフリーマーケットや音楽フェスティバルを開催したりします。
京産のように大きな大学キャンパスがあるのではなく、学部棟が街の中に散らばって存在し、平日は教室を移動したり中心街で友達と談笑したりする学生で街は賑やかになります。講義を受講する場所が歴史的建築を改修した建物ということもあり、歴史や芸術に触れて文化遺産の保存・活用に携わりながら生活をすることができます。
京都とオロモウツには学生の街という共通点があり、学生が中心になって街づくりに貢献するオロモウツの街に実際に住むことに魅力を感じました。

語学研修の様子は?

パラツキー大学では経済・経営学部に所属しておりました。心理学などの他分野と融合した新しい経済学の考え方や、経済学の法則をどのようにして社会の中で応用するのかについて学びました。
また、エラスムス(ヨーロッパの留学制度)の学生の前で日本を紹介するプレゼンテーションをしました。日本について興味を持ってくれる学生が増えてくれたのが嬉しかったです。

日常生活は?

art history学部のクロムホーツ教授が校外学習に招待してくれたことをきっかけに、チェコの建築や芸術に興味を持つことができました。時間を見つけて美術館や建築を回わっていました。

印象に残っていることは?

友人や教授との会話が印象に残っています。何を話したのかはっきりと覚えていないことも多いですが、夜中のキッチンで仲良くなった友人と好きな曲を歌い合った時間や、ビールを片手に川辺を歩きながら話した時間、お互いの郷土料理を教えあった時間、そんなたわいのない時間が今となっては1番の思い出になっています。

留学で得たもの?

留学を通じてできるようになったと胸を張って言えるのは、スペイン人からおしえてもらったパエリアを作れるようになったことと、モラヴィア地方の名物フルガールというパンを焼けるようになったこと。あと、ルームメイトに教えてもらったバナナブレッドが焼けるようになったことぐらいです。きっとそれは、私が道を踏み外してしまいそうになったとき、大切なことを思い出す道しるべとなってくれることでしょう。
留学を通じて、これから味わうことは決してない、言葉には到底することができない経験や知見は得られましたが、それが果たして将来、日本で活かせるかと言われると分かりません。ただ、いつでも帰っておいで、と言ってくれる友人や教授ができたことは誇りであり、チェコのことが好きになることができたのは、留学を通じて出逢ったみんなのおかげです。感謝です。
この留学経験がこれからの人生にどのように繋がるのかは分かりませんが、強く交わした握手と、どんな状況でもビールには手を伸ばし続ける精神が、新たな目的地へと向かう活力に変わるとするならば、これ以上のことはありません。

これからの目標は?

いつか胸を張ってチェコに帰れるように、貪欲になりたい自分を追いかけたいと思います。
また言語の壁をつくらずに、次は私が日本を訪れる外国人に日本の良さを伝えたいと思います。

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街中が演奏者、バンド、アカペラグループ、ダンスグループで溢れる音楽フェスティバル

チェコの郷土料理スヴィチコヴァ

大学の校舎。もともと修道院(修道士の学校、教会、寮)だったものを修繕して利用。

中心街で行われるクリスマーケット

ビールのコースター集め

校外学習の様子。クロムホーツ先生が教会を説明しています。

校外学習の様子。夜にはみんなでパブに集まりお話しします。

夜にお腹が空くとケバブショップに出かけます

城壁の外にある学生寮から、階段を登り城壁を越えて通学します

ルームメイトがバナナブレッドの焼き方を教えてくれました

Column留学体験談

ニュージーランド・マセイ大学・辻 百華さん

2022年度春季短期語学実習

グローバル経済コース・2年次

参加動機は?

今後の長期留学を見据えて、事前に短期留学で海外留学の経験をしておきたかったからです。

語学研修の様子は?

大学の授業内容は主にSDGsについてでした。授業の中で17つの持続可能な開発目標について学び、 それらの目標に対して自分の考えを英語で発言する機会がありました。世界が取り組むべき解決策を自分たちでも考え、 最終のプレゼンテーションに向けて準備を進めました。 それ以外にもマオリ文化について勉強したこともニュージーランドならではの学習で思い出に残っています。

日常生活は?

放課後は友達とショッピングに行ったり、ホストファミリーと過ごしたり毎日自由な時間を過ごしました。ホストファミリーと毎晩一緒に家で映画を見たことはとても楽しかったです。

印象に残っていることは?

日本では見れないニュージーランドの美しい大自然を見たことはとても印象的で忘れられません。また、台風の影響でフライトがキャンセルになった想定外の出来事も今では貴重な体験です。

留学で得たもの?

多様な文化や価値観に触れて自分自身の価値観がより広がりました。そして初めて日本を離れ、1ヶ月間の留学を乗り越えた経験は自分の自信にも繋がりました。

これからの目標は?

次回の留学に向けて資格の勉強に取り組んだり、現地で学んだ英語を忘れないように日本でも英語を話す機会を見つけ、積極的に参加したいです。

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オークランド観光

ウェリントンの国会議事堂前での集合写真

ホストファミリーとの集合写真

マセイ大学生とのダンスパティーの様子

マオリの伝統料理 "ハンギ"

ファームツアーでの羊とのふれあいの様子

ウェリントン観光

マセイ大学にて登校最終日の写真

Column留学体験談

ニュージーランド・マセイ大学・溝口 幸季さん

2022年度春季短期語学実習

ビジネス経済コース・3年次

参加動機は?

海外での生活を体験してみたい、異なる文化に触れて知見を広め、価値観を養いたいという思いからこの留学に参加しました。

語学研修の様子は?

大学ではSDGsについて英語で学びました。授業内ではディスカッションの時間が多く設けられ、自分の意見を英語で発表する機会が沢山ありました。最終日にはSDGsについてのプレゼンテーションを行いました。放課後や家での時間で準備をすすめ、充実したプレゼンができました。

日常生活は?

平日は夕方まで学校で過ごし、放課後はカフェやショッピングなど街で遊んで帰ります。夜はホストファミリーと夕食を共にしたり、映画を見たりテーブルゲームをして過ごしました。休日はアクティビティのプログラムに参加したり、ホストファミリーと観光に出かけたりしました。

印象に残っていることは?

ホストファミリーとの生活です。初めてのホームステイで不安や緊張がありましたが、家族の一員として受け入れてくれて、とても親切にしてくれました。授業とは違ったかたちで、日常会話の中で実践的に英語を学ぶことができて、刺激的な日々でした。

留学で得たもの?

自分の現在の英語力を知ることが出来ました。また、生活を共にすることで現地の文化に触れ、知見を広めることが出来ました。

これからの目標は?

世界中の様々な国を訪れ、沢山の文化に触れたいというのが目標です。そのために、さらに英語を勉強したいです。

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Column留学体験談

カナダ・トンプソンリバーズ大学・三村 侑真子さん

2022年度夏季短期語学実習

グローバル経済コース・2年次

参加動機は?

元々海外に興味があり、外国の大学で勉強したいと思っていたからです。

語学研修の様子は?

主にカナダの文化や伝統を英語で理解を深めたり、選択科目ではグループディスカッションを用いて健康について学びました。クラス内では日本語を使うことが禁止されており、クラスメイトとも英語で会話していたので、語学力を向上することができました。

日常生活は?

留学のアクティビティとして日本ではできない体験をしたり、放課後は友達やホストファミリーとショッピングや食事、スポーツなどをして過ごしました。ホームステイだったのでネイティブの方々とのたくさん会話をすることができたので楽しかったです。

印象に残っていることは?

印象に残っていることは現地の大きな湖でカヤックを体験したことです。広大な自然に囲まれて、皆とカヤックに乗ったり、湖で遊んだのがとても楽しく、また経験したいと感じました。

留学で得たもの?

英語を学ぶには、実際に人とコミュニケーションしなければ英語は身につかないと実感しました。異文化の国で一か月間過ごして、日本との違いやカナダの好きなところがたくさん見つかり、最高の経験を得たと思います。

これからの目標は?

もっと外国の方とたくさん会話したいと思うことができたので、留学生と交流できる授業と取りたいと思いました。また、また機会があれば数か月間の留学に行きたいです。

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アクティビティーアドベンチャーでの観光

ホストファミリーと休日にピクニック

アクティビティーの乗馬体験

大学の看板

クラスの様子

クラスメイトの写真

カナダのモウル滝の偶然虹がかかった写真

カナダ・カムループスのダウンタウンの街並み

Column留学体験談

アイルランド・グリフィスカレッジ・山下 達也さん

2022年度夏季短期語学実習

グローバル経済コース・2年次

参加動機は?

国際交流を通じて自身の価値観や視点を広げたかったからです。

語学研修の様子は?

私のクラスは主にグループディスカッションやリスニング、文法を中心とした授業でした。そのため英語で会話や発言をする機会が多く、すぐに外国人のクラスメイトとも打ち解け、楽しい学校生活を送りました。

日常生活は?

基本的に学校が昼過ぎに終わり、その後はクラスメイトと出掛けたり大学のアクティビティに参加したりホストファミリーと一緒にご飯を食べるなど有意義な時間を過ごしました。

印象に残っていることは?

自分達でチケットを買って電車に乗り、首都のダブリンを観光したことです。ヨーロッパらしい街並みや観光地を巡り、本場のフィッシュ&チップスを食べたことがとても印象に残っています。

留学で得たもの?

言語も人種も文化も違うこの国で生活した1ヶ月は非常に新鮮で刺激的であり、忘れられない経験になりました。また何より英語を話す楽しさと自信に繋がりました。

これからの目標は?

この経験を土台に英語の勉強に力を入れたいと思います。TOEICの得点アップを目指すとともに、グローバルコモンズを利用したり、留学生と授業を受けてみたいと思いました。また機会があれば今回のようなプログラムに参加したいです。

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入り口から見たグリフィスカレッジの外観

コークの観光地Cobhのカラフルな街並み

放課後に毎日通ったセントパトリックストリート

1カ月一緒に過ごしたクラスメイトとの写真

授業内のディスカッションの風景

お世話になったホストファミリーとの1枚