外国語学部ヨーロッパ言語学科ドイツ語専攻の学生が「英語で『生け花』」に初挑戦しました!

2022.02.18

オミクロン株による感染再拡大の中で、ドイツ語圏に行く日がまた遠退いてしまったと、がっかりしている人たちがいるかもしれません。しかし、ここで日々の頑張りを諦めてしまわないようにしてください。まだまだ日本でやっておくことが残っています。これまでも、「日本にいる間にできる様々な留学準備」を紹介してきました。どれもドイツ語の実力を高め、ドイツ語圏の知識を深めるための準備です。

しかし、ここでちょっと考えてみてください。
実際にドイツ語圏に行った際、ドイツ語で何を発信していきますか?ドイツ語やドイツ語圏の知識については、相手も十分持っている可能性があります。みなさんがドイツ語で発信して、特に喜ばれるのは、実は日本の情報です。みなさんは、日本のことをどのくらい正確に知っていますか?そして、その情報を外国語で正確に伝える準備をしていますか?

研究演習の時間に自身の「作品」を紹介する多鹿さん

外国語学部ヨーロッパ言語学科ドイツ語専攻の多鹿 雄貴さんは、コロナ禍の中にあっても、学生時代に留学することを諦めていません。就職活動も睨みながら、できるところから留学の準備も着実に進めています。
多鹿 雄貴さんは、京都産業大学が「文系・理系が融合する日本最大規模のワンキャンパス総合大学」であることを有効に活用し、英語で京都文化を学ぶ授業に参加し、生け花にも挑戦しました。その成果がこの写真です。

留学先でも色鮮やかな美しい花々を購入することはできると思います。その時に、実際に花を生け、その説明を現地の言葉ですることができると、コミュニケーションがさらに弾むと思いませんか?

 

1つのキャンパスに様々な学部を持ち、多様な学びが可能となる京都産業大学の強みを活かし、履修する授業を工夫して自分の将来にうまく結びつけてみませんか?

Viel Erfolg!

多鹿 雄貴さんからのコメント

春学期に「生け花」の講義を受けていた他学科の友人に勧められて挑戦してみることを考え始めました。その講義の様子や感想を聞いていると興味が湧いてきたからです。また、京都にある大学ということもあり、京都産業大学でしか体験できない経験をしたいと思い履修することを決心しました。

初めて花を目の前にした時のことは、今でもはっきり覚えています。どのようにすればいいのかあまりよく分からず、ただ立ちすくんでいるだけだったからです。しかし、先生の具体的な助言や指導もあり、初めてにしては納得のいく作品を作り上げることができました。その後、数をこなしていくうちに、花ひとつひとつの顔が違うように見えてきました。この講義がなければ生け花をすることはなかったと思います。 
この講義は、英語を用いて授業を進めていました。私自身英語への苦手意識がまだ強く残っていますが、わずかながらでも苦手意識に正面から向き合い、英語力を伸ばすことができたように思えます。また、今後英語やドイツ語を通じて生け花の楽しみ方を海外の人にも伝えることができる良いきっかけになったのではないかと考えています。

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