「京都こども宅食プロジェクト」に法学部 山田ゼミの学生が協力

2021.12.07

11月21日(日)に京都産業大学山田ゼミの学生たちが、京都こども宅食プロジェクトに参加しました。岩倉自動車教習所の施設内の一部をお借りし、京都こども宅食プロジェクト北区支部の皆様と共に支援物資の梱包作業を行いました。

こども宅食とは、生活の厳しい家庭に対して、定期的に食品を届ける取り組みです。地域の子ども達の食事支援として「子ども食堂」という取り組みをご存じの方も多いと思います。しかし、コロナ禍の影響で同じ空間に人が集まることを避ける必要が出てきたため、「子ども食堂」の実施が難しくなってしまいました。

岩倉自動車教習所にて梱包作業
そこで注目されたのが「こども宅食」です。宅配という手段を使って、必要とされる家庭に食品などを届けることによって支援する形です。京都こども宅食プロジェクトは、「こども宅食」を通じ、各家庭との繋がりを作り、必要に応じた支援に繋げることを目指しています。
発送準備が整った食料の山
山田ゼミでは、教室内での活動のみならず現場を訪れて自分の目で確かめることを大切にしています。今回は、新型コロナウイルス感染症の影響で困窮した家庭を支援するプロジェクトに携わることで、ボランティアとしてどのような支援が行われているのかを知ることができました。また、梱包作業の事前準備や作業手順などは学生が考え、当日は和やかな雰囲気で円滑に作業を進められました。後日、支援を受けた家庭から感謝のメッセージが届いたことが山田教授から知らされ、学生たちは強くやりがいを感じることができました。
PAGE TOP