警察大学校警察政策研究センター所長 津田 隆好氏が法学部ゼミにおいてゲストスピーカーとして講義

2021.11.01

法学部 浦中千佳央教授が担当する2・3年次ゼミ「社会安全学」において、警察大学校警察政策研究センター所長 津田 隆好氏をゲストスピーカーとしてお呼びし、「警察政策の変遷と展望」と題して、主に平成期における警察政策の状況とその変容を講義していただきました。

津田氏は2021年2月まで、鳥取県警察本部長を務められており、講義の内容は、平成期における犯罪動向を実証的、分析的に説明し、令和期の現在に至る、警察政策とそれに対応する警察活動、多機関連携、市民の在り方などについて論じてもらいました。

学生からはストーカー問題、児童虐待に対する警察の対応を質問するものなどが出され、活発な質疑応答がなされました。

参加学生からは「普段、中々お目にかかれない警察庁のいわゆるキャリア組の方のお話を聞く機会を得て、日本の警察活動の一部を垣間見ることができました。」、「自分は警察官志望なので、本ゼミを選択し社会安全学を勉強しています。今日の講義内容は面接の機会の役立てられればと考えています。」などの感想がありました。

浦中 千佳央 教授コメント

多くの学生は都道府県警察採用で警察官になり、津田隆好氏のように警察庁キャリア組から直接講義を受けるということは、昇任して警察大学校に行くまで、ほとんどあまりありません。総合的警察政策の方向性をつかさどる警察庁の方から、これから日本警察のあるべき姿を聞かされて、良い経験をしたと思います。
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