Zoomを使ってKSU英語教育研究会が行われました

2021.10.01

9月25日(土)、Zoomを使ってKSU英語教育研究会が行われました。参加人数は32名でした。本学、外国語学部 英語学科の准教授・ラボレット先生の講演&ワークショップ“Motivating students to learn English: Digital tools and games”は、Kahootなどのアプリの使い方を紹介するだけでなく、みんなでクイズに参加したり、自分で無料版にサインアップして、問題を作ってみたり、というとても実用的な内容でした。ICTを使うことで、いかに生徒が積極的に授業に参加できるか、ということを身を持って体験することができ、コロナ禍でのオンライン授業をどうするべきか、ということで悩んでいる現場の先生に、一つの道筋をみせてくれる機会になったのではないでしょうか。

本学卒業生の木島先生は、教育学関係の大学院に進学したのでそこでの経験、教員採用試験対策の話、そして今の職場である小学校での英語、その他の授業の取り組みなど、これから教職を目指す学生にとって、ためになる話をしてくれました。この3月に卒業したばかりで、中学校の教壇に立っている鬼澤先生は、5-round systemという横浜の中学校での新しい英語の授業方法への取り組みを紹介してくれました。生徒たちが、間違いを恐れずに自分から英語で話すようになってくるということで、注目すべき取り組みだと思いました。

毎回恒例の、小グループでのディスカッションでは、現役教員も学生も、混ざって、経験談・質問など、Zoomのブレイクアウトルームに分かれて、より話しやすい雰囲気の中で、交流を深めました。

 

今後も、対面のよさとオンラインの便利さの両方を上手く取り入れた形での研究会が開催できるといいのでは、ということを考えさせられました。

アンケートより

オンラインでのアンケートに答えてくださったのは、15名です。研究会全体についての感想は、「よかった」、「どちらかというとよかった」という肯定的な回答が100%近くありました。

  • レクチャー&実習という組み立てが良かったと思います。特に、レクチャーの中で実際にKahoot等が経験でき、クイズ形式で講義内容の理解度をチェックした上で、さらに実際にそれらを作る方法を学べたのがとても良かったです。
  • 次回は、実際使用された先生の経験談や、もし普及しなかったとしたら何が原因だったのか、情報共有をしていただきたい。国語としてではなく、第二外国語としてテクノロジーを利用する利点を便利さ以外にも共有してほしい
  • ICTが進んでいる学校のやり方に慣れてしまっては、それらがない学校に異動になった際、苦労することになるだろうと感じた。
  • 在学生の立場からすると、卒業して間もない方からの実践報告はとてもわかりやすくてよかったです。
  • オンライン開催だと全国各地から参加できることを実感しました。ハイブリッドだと今後も参加が増えるかも、、、
  • 京都府で教員をしているので、他の都道府県の英語教育についてお話が聞けて嬉しかったです。子育て中で、外出が難しい場合があるので、オンライン研修会は感動しました。
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