法学部生が陸上自衛隊で「自衛隊研修」 「安全保障フィールドリサーチ」&「岩本ゼミ」履修者の合同参加

2020.12.03

11月26日(木)に、法学部専門科目「安全保障フィールドリサーチ」と「岩本ゼミ」が、合同で安全保障の授業の一環として、自衛隊京都地方協力本部の支援の下、京都府宇治市にある陸上自衛隊大久保駐屯地を訪問し、自衛隊研修を行いました。

まず、第4施設団長兼大久保駐屯地司令(坂元陸将補)の講話(国際情勢や自衛隊概要など)を聞きました。質問時間には、フィールドリサーチの受講生は、来年1月のフィールドリサーチ合同発表会に向けた研究発表テーマの「災害派遣問題」と「防衛費問題」に関する質問を活発にしました。ゼミ生も、日頃ゼミで議論している日本の安全保障問題に関わる質問をして、司令の説明でそれぞれの理解をより深めることができました。

次に、装備品(92式地雷原処理車及びグラップル装着のユンボ)の見学及び架橋装備(92式浮橋)の体験搭乗をしました。学生は、今まで地雷原処理車を見たこともなく、その存在感に圧倒される思いでした。また、河川に架設し車両等を渡河させる浮橋(ふきょう)の体験搭乗は、施設団のある大久保駐屯地でしかできない貴重な体験でした。これら装備品展示での自衛官の機敏な動作に日頃の訓練に厳しさが感じられました。

最後に、学生は、隊員食堂で自衛官と同じメニューの昼食をとり、無事に自衛隊研修を終えました。
引率担当者として、机上の学修も大切ですが、現場で生の話を聴いて実物を見て知識や理解を肉付けすることも必要であると再確認した次第です。 法学部教授・岩本誠吾

92式浮橋上での集合写真
大久保駐屯地前での集合写真
92式地雷原処理車の説明を受ける学生たち
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