神山天文台 部分日食をWEB観望会にてライブ配信!

2020.06.21

2020年6月21日(日)、神山天文台では、YouTubeによるWEB天体観望会として、日食の全過程をライブ配信しました。

現在、神山天文台では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、毎年定期的に開催している天体観望会や天文学講座をYouTubeによる配信で開催しています。WEB天体観望会では、神山天文台の望遠鏡を用いた天体の映像を使いながら、解説を行っています。

第4回となる今回のWEB天体観望会では、6月21日の夕方に全国で見られた日食の始まりから終わりまでの約2時間にわたってライブ配信を行いました。あいにく薄雲がかかり、はっきりとした太陽の映像を届けることはできなかったものの、食の最大を迎える17時頃には大きく欠けた太陽をご覧いただけました(図1)。

また、最大同時視聴者数200名を超える中、多くの視聴者からチャット機能でコメントや質問をいただき、神山天文台スタッフとリアルタイムでやり取りを行いました。途中、きれいに晴れている地域の配信情報を紹介することもあり、他の施設のライブ配信によって全国各地の見え方を楽しむことができたようです。配信終了後には、「100名超えの方々と同じ画面、そして同じ京都の空を見ているというのは不思議な感覚でした。」「(次回京都で日食が見られる)10年後に期待します」などと感想が寄せられています。

今回の日食の様子は、YouTube「京都産業大学神山天文台チャンネル」にてアーカイブを配信しております。また、約1分40秒にまとめたダイジェスト版も公開しましたのでぜひご覧ください。

神山天文台では、7月は七夕をテーマにしたWEB天文学講座「七夕の星座と天の川」を7月4日(土)14:00~15:00に、WEB天体観望会「七夕の星(ベガ他)」を7月7日(火)20:00~20:30にライブ配信予定です(悪天候の場合は事前に撮影したアーカイブ映像での解説を行います)。

日食配信の様子
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