法学部 新 恵里准教授が「法務大臣賞」を受賞

2017.03.17

法学部の新 恵里准教授が、17年前から奈良少年刑務所で行ってきた矯正指導の功績が評価され、民間協力功労者として法務大臣賞を受賞、感謝状が授与されました。

奈良少年刑務所は、明治41年築の歴史ある矯正施設ですが、この3月末日をもって閉鎖されることになりました。「被害者学」を専門としている新 恵里准教授は、17年にわたり、奈良少年刑務所からの依頼で、「被害者の視点を取り入れた教育」や、しょく罪意識を深めるための指導、受刑者の悩み相談など、さまざまな受刑者の更生や社会復帰の手助けなどに携わってきました。

新准教授は、「奈良少年刑務所の閉鎖にあたり、『少年の受け皿としての施設』が減るということは大変残念でありますが、長年、少年受刑者講師として指導してきた私にとりまして、このたびの大臣賞は、奈良少年刑務所の「卒業証書」をいだたくような気持ちで、ありがたく拝受したい」と感想を述べました。
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