地上の物理法則は、遠くの宇宙でも同じ法則が成り立っていると考えられています。宇宙論や理論天文学では、物理法則を遠くの天体や宇宙そのものに適用し、天体や宇宙がどのように進化してきたかを探ります。
私は、さまざまな天体に共通する普遍的な性質に興味があります。星や銀河の大きさや磁場の強さと変動の様子や進化を決めているのは、何でしょうか？　その解明のため、物理のエッセンスを抽出した理論モデルをいろいろと提案し、研究しています。

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子どもの時に天の川を見たことがきっかけで宇宙に興味を持ち、プラネタリウムで宇宙論の番組を見たことがきっかけで宇宙物理の理論研究を志しました。理学部物理学科を卒業後、修士、博士後期課程へ進学し、学部時代からポスドク時代まで４つの大学を渡り歩きました。（京都産業大学は５つめの大学です。）　
群馬県立ぐんま天文台、本学の神山天文台の研究員を経て、現在に至ります。

空き時間をだらだらと過ごしてしまうか、目標を決めて充実した時間を過ごすかは、あなた次第。学生時代は、興味に応じて自由に学びを深められます。どんどんチャレンジしていけば、自分でも驚くほど大きく成長できますよ。みなさんの頑張りを応援しています。