Story02. 「距離」編

地元の方々の本音に、目を覚まされる

いなべ市役所の方々とのディスカッション後、耳野ゼミ生たちはアイデアをさらに磨き、地元の立田地区の人々へ提案ができるようまとめていく。
そしていよいよ、2016年9月6日。立田地区へ。
当日は早朝に京都産業大学へ集合し、車で数時間、三重県へ向かう。目的は、現地の視察と、地元・立田地区の人々との対話である。
車中、緊張感と同時にやる気を口にするゼミ生たち、彼らを待っていたものは…。
満を持して臨んだ地元の方々への発表は、前回からブラッシュし、アイデアも具体的に絞り込んだ「匿名アンケートの実施」「紙芝居の制作」を中心としたもの。面白そうだと評価してもらえるものの、「何をするかも大事だけれど、どう関わってくれるのか、関わり続けてくれるのかを知りたかった」という意見も。
地元の人々の本音に触れ、動揺するゼミ生たち。しかし同時に、「もっともっと近づいていかねば」「通わねば」という決意へと変わっていく。さあ次回の訪問で何を伝えられるか? 耳野ゼミ生、正念場の始まりである。
いざ、いなべ市立田地区へ。
期待感と緊張と共に、まずは現地を視察。
出会ったのは、「地元の本音」。
足を運び、顔を合わせて初めて分かることがある。
自分たち自身の課題にも気付かされる。
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