在学留学体験レポート 竹村 春香さん(交換留学)

留学期間 国名 留学先大学名 留学の種別
2015年8月31日から
2016年5月1日まで
カナダ トンプソンリバーズ大学 交換留学
私はカナダ西部のカムループスという町にあるトンプソンリバーズ大学に8か月間留学を経験しました。私がこの場所を選んだ理由は、世界各国(約85か国)からの国際豊かな留学生がいること、また安全でフレンドリーな人が多くカナダでも自然豊かで比較的暖かい地域であったということです。今回が初めての長期留学経験で、今までにはない経験と楽しみであぁしたい、こうしたいなど理想や目標で胸がいっぱいでした。

私はホームステイでカナディアンの家族でウクライナ人のホームメイトとともに両親合わせて4人での生活をしていました。家族は皆親切で、休みには近くの湖やハイキングへ連れて行ってくれました。また夜にはみんなで映画をみたりゲームをしたり、ほんとの家族のように扱ってくれました。しかし、その中でも自分の意見を遠慮し、我慢してしまうことで悩むことも少なくありませんでした。今思えば、なぜただあれだけの事を言えなかったのだとか、悩んでいたことがちっぽけに思いますが、ホストファミリーには遠慮することなく、自分の思いをしっかり伝え、また家族の一員である以上お手伝いなどで感謝の気持ちを伝えることが大切だと思いました。帰国する時はほんとに感謝の気持ちでいっぱいで8か月間本当の家族のようによくしてもらったことは一生の思い出です。

学校での授業では、クラスにも10か国から来た留学生と一緒に勉強をすることができ様々な文化の違いをクラスの中でも実感することができました。やはりヨーロッパやロシア、西南アジアの留学生は積極的に発言し、プレゼンテーションも堂々としていたというのがすごく印象的でした。そんな恵まれた環境のなかで授業が受けられたのもここの大学の特徴だと思います。また、留学生むけのイベントが月に数回あり、ハロウィンパーティやスノボー、またインターナショナルデイというお祭りもあり本当に盛りだくさんでした。そのおかげで、私の留学中の目標でもあった友達を100人作るということも達成することができ、15か国115人以上の友達ができ、現在でも連絡を取っています。

海外では、発言、行動も自分から積極的にしなければ、おいていかれ、誤解を招くことがあるということを身に染みて感じました。日本人だということは忘れ、その国の人と同じように行動し、その土地のネイティブになることが本当に大事だし、それが経験できるのも長期留学ならではだと思います。たくさんの経験とたくさんの出会いの中で、英語力だけではなく自分も大きく成長することができたと思います。

私はこの留学を通して英語の上達だけではなく日本とは違う環境で、違う人種、文化の人々と過ごすことによって、習慣や性格、価値観の違いなどたくさんの新しい発見をすることができました。たくさん悩んだこともありましたが、それらを乗り越えてきたから、自分の自信につながりました。留学だけが選択肢ではないですが、時間に余裕がある大学生の間、海外に行って視野を広げることは今後の人生にも大きな影響がある貴重な経験だと思うので、ぜひ留学に挑戦してほしいです。

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