在学留学体験レポート 上村 愛梨さん(交換留学)

留学期間 国名 留学先大学名 留学の種別
2019年2月25日から
2019年12月25日まで
韓国 建国大学 交換留学

2019年の2月下旬から12月下旬まで韓国の建国大学へ英語留学をしました。1か月程ですが、高校生の時にニュージーランドへ短期留学を経験したので、次留学をするのならば非英語圏で英語を学んでみたいという気持ちがありました。また元々韓国語にも興味があったので韓国語も更に学習できればという気持ちで韓国留学をすることを決意しました。正直、初めに親に「韓国に留学に行きたい」という気持ちを伝えると政治的な問題、英語留学なのになぜ英語圏に行かないのかという疑問から同意はなかなかしてくれませんでした。留学アドバイザーに相談に乗ってもらったり、実際に建国大学に留学している友人から話を聞いたり、自分で情報を集めたりして、親も納得し韓国留学に踏み出すことが出来ました。

実際に留学生活が始まると自分の語学力の低さに驚くばかりで毎日落ち込んでばかりでした。授業は英語で開講されている授業を受けていましたが、学部の専門的な授業でさえ英語で開講されていました。英語の授業で様々な国から来た留学生と出会えることができ、授業後も一緒に遊んだり、ご飯も食べに行くことが多々あり、仲良くなることができました。韓国人の大学生は日本人の大学生よりもはるかに勉強熱心で授業はもちろん、テスト期間になると寝る時間まで削って勉強していました。現在韓国では就職難なのでそのぐらい勉強しても就職するのが難しいのが現実です。

ちょうど夏休みの期間ごろ、日本と韓国の政治問題がニュースでも多く報道され、親や友達にとても心配される時期がありました。親には夏休みの期間は日本に帰ってきてほしいと言われましたが、正直そんなに危ないなと思うことはなかったです。たまに日本製品の不買運動の広告は見かけましたが、私が日本人だからということで何か違う態度を受けたりすることは全くありませんでした。むしろ日本に旅行に行った、いつか行きたいなどの話、日本にすごく興味をもっており、いつも近い国だから早く仲良くなればいいなと言ってくれていました。

日常生活や韓国人の友人と話をするときはできるだけ韓国語で会話するようにしていたので、英語・韓国語の能力を高めることができました。正直、留学に行く前には本当に英語も伸ばすことができるのか若干不安もありましたが、実際に行ってみると、ヨーロッパからの留学生の多さにとても驚きました。多くの留学生と仲良くすることができたので留学前より、英語能力を高めることができたのではないかと思います。留学がしたいという気持ちがあってもどこに行けばいいのか分からないなど多くの悩みはあると思います。でも目標や自分が何をしたいのかという気持ちが一番大切だと思います。自分のしたいことが分かり、目標に向かえばきっと、充実した留学を送ることができるのではないかと思います。

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