京都産業大学では、8月6日（土）に、「ひらめき☆ときめきサイエンス〜ようこそ大学の研究室へ〜KAKENHI」という事業による、高校生向けのプログラムを実施します。この事業は、日本学術振興会（学術の振興を図ることを目的とする我が国唯一の独立した資金配分機関）が、科学研究費助成事業の支援により生まれた研究成果の社会還元や普及推進を目的に行うものです。

私たちの日常に欠かせない農業生産物を生み出す農地は、都市にも多く残存しており、SDGsとも深く結びついています。このプログラムでは、実際に外に出て調べるフィールドワークと、そこで得られた結果をPCで可視化する演習により、地域の農業や農地が、地域内資源循環という観点から持続可能な地域の実現に大きな役割を果たしえること、地域の農業の未来を考えることの重要性を実感してもらえたらと思います。同時にデータに基づいた議論の大切さや難しさ、データを分かりやすく可視化することの有効性や魅力、といった社会科学と自然科学の両方からの学びの面白さも伝えられればと思っています。

最先端の研究に興味と関心のある高校生の皆さんのご参加をお待ちしております。

※本プログラムは、JSPS科研費 JP22HT0129の助成を受けたものです。