【文化学部】「親しみやすさを感じた」 志賀ゼミ生とスリランカからのゲスト5人が交流

2022.12.26

志賀ゼミ生とゲスト5人の集合写真
文化学部国際文化学科の志賀 浄邦 教授のゼミは「インドにおける宗教・社会・文化と世界の仏教文化」をテーマに活動をしています。今回3年ぶりにゼミ生とスリランカから来日したゲスト5人が参加した交流イベントが行われました。学生とゲストは自己紹介や質問をし合うなどして、互いの文化の違いについて楽しみながら知識を深めました。
(学生ライター 外国語学部4年次 福崎 真子)
ビデオ通話越しに元気よく挨拶する難波氏と通訳のハルシャ氏
本イベントは、スリランカ日本教育文化センター(以下:SNECC)と京都産業大学による恒例行事でしたが、コロナ禍を経て今回3年ぶりに開催されました。
(※SNECCについてなど、詳細情報はこちらの記事をご覧ください!
【文化学部】スリランカの舞踊団3人が優雅に舞い踊る ~3年ぶりに文化交流イベント開催~
例年、本学国際交流会館にてスリランカ・カレーの食文化体験を兼ねたパーティーなども同時開催していましたが、今年度は座談会のみによる交流となりました。
交流会にはスリランカからのゲスト5人とチャンダシリ僧正、通訳のウデシカ氏が参加した他、スリランカともリモートで繋ぎ、現地で日本語教師として活躍されている本学文化学部卒業生(2013年卒)の難波 利憲(なんば・としのり)氏と、SNECC職員で日本語の通訳をされているハルシャ・ペレーラ氏がオンラインで参加されました。

「アーユボーワン(こんにちは)!」と、シンハラ語で学生に挨拶するチャンダシリ僧正
SNECCで働くウデシカ氏 通訳としてイベント中活躍された

それぞれの自己紹介の後、志賀ゼミの学生が「ゲストの皆さんに聞いてみたいこと」というテーマで、質問を投げかけました。
「スリランカの伝統舞踊の種類」「伝統舞踊に使われる衣装の色」「スリランカのカレーと日本のカレーの違い」「日本に来て一番楽しんだ観光地」など、質問内容は多岐にわたりました。
幼稚園教諭のインドゥニ氏
日本語教育スタッフのペットゥミ氏
幼稚園教諭のサマンティカ氏
「趣味は何ですか」と聞かれたペットゥミ氏は「日本語の勉強です」と回答。チャンダシリ僧正が「この子は漢字を書くのがとても得意なんです!」と付け加え、学生が驚く場面がありました。
「日本に来て一番驚いたことはありますか?」と聞かれたサマンティカ氏。少し迷った末「どこに行っても綺麗なところです」と回答してくださいました。
伝統舞踊に関する質問では、実際に踊って解説してくださいました!
学生からは「文化の違いを知ることができただけでなく、スリランカの方々に対して親しみやすさを感じた」、「チャンダシリ僧正はスリランカ仏教の偉い人だと聞いていたので、少し怖い人なのかと想像していたが、実際にお会いするととても親しみやすく感じたのが印象的だった」、「文化や言語が違うとはいえ、同じ空間で時間を共に出来たことは本当に私にとって良い経験になりましたし、これをきっかけにスリランカの文化についてもっと知りたいと思いました」などの感想があがりました。

3年ぶりにイベントが無事開催できたことを嬉しく思うと同時に、今回のような交流がこれからも続くことを祈っています。京都産業大学 文化学部では、異文化交流や海外研修など、他国の文化に間近で触れるための活動を積極的に行っていますので、気になった方は、下記のリンクから詳細情報をチェックしてみてくださいね。
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