【文化学部】スリランカの舞踊団3人が優雅に舞い踊る ~3年ぶりに文化交流イベント開催~

2022.12.14

スリランカ伝統舞踊を披露する舞踊団
本学5号館ロビーにて、スリランカから来た舞踊団3人が色鮮やかな衣装に身を包み、音楽に合わせて伝統舞踊を披露しました。イベントの最後にはスリランカ製の商品を取り扱うバザーも開催され、大勢の観客でにぎわいました。
(学生ライター 外国語学部4年次 福崎 真子)
本イベントの主催団体であるスリランカ日本教育文化センター(以下:SNECC)は、1986年に結成されたスリランカのNGO団体(非政府組織)。貧しいために学校に通うことができない子どもたちへの奨学金支援を中心に、幼稚園の運営、里親手配、日本語教育などの社会福祉活動を行っています。
京都産業大学とSNECCの交流は2013年から始まりました。現在スリランカでボランティア活動を行う本学卒業生の紹介がきっかけで、毎年交流を続けています。
スリランカと日本の学生が互いの国を訪れ合うなどの研修も毎年行っていましたが、2019年以降はコロナ禍のため中断していました。今回行われた舞踊イベントも、3年ぶりの開催となりました。
バザーの様子 セイロンティーや象の絵がついたバッグなどが並べられた
観客席の様子
「アーユボーワン(こんにちは)!」と、学生にシンハラ語で挨拶するチャンダシリ僧正
イベント中、SNECC代表 チャンダシリ僧正(スリランカ上座仏教僧侶)が、3年ぶりのイベント開催に喜びの意を示される場面がありました。「このイベントを機に、みなさまに少しでもスリランカのことを知ってもらい、興味を持っていただけたら嬉しいです」と、集まった学生たちに対し笑顔でメッセージを送られました。

異国情緒あふれる素敵な雰囲気に包まれた5号館ロビー。3年の間、イベントの開催を待ち望んでいた教員やイベント関係者はもちろんのこと、たまたまその場を通りがかった学生たちの心までも惹きつけ、伝統舞踊の披露が終わると、会場はダンサーを称える大きな拍手に包まれました。
文化学部では、今回のようなスリランカの文化を間近で学べるイベントなど、多種多様な国際交流イベントを開催しています。
気になった方は、下記のリンクから最新のニュースをチェックしてみてくださいね。
〈関連リンク〉 スリランカと京都産業大学の交流に関する過去の記事はこちら↓
アップカントリー・ダンス ~数あるスリランカ伝統舞踊の種類のなかでは最も有名です~
ローカントリー・ダンス ~「パッティニ」という神様に、健康、豊穣、幸せを祈るために踊りを捧げます~

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