「オープンゼミ」開催!ゼミ履修前に授業体験

2021.12.24

京都産業大学経営学部では、2年次という早い時期からゼミ(演習)が始まります。今回は、1年次生を対象とした先輩のゼミ活動を見学するイベント「オープンゼミ」がオンラインで行われましたので取材しました。参加した1年次生は各ゼミの授業をオンライン上で見学し、活動内容や雰囲気などを見てゼミ選びの参考にしていました。
(学生ライター 経済学部2年次 桜間一輝)

学生主体で授業を進めるのが伊藤ゼミの特徴
伊藤ゼミ生発表の様子
伊藤ゼミは「企業経営における会計の役割」をテーマに活動しています。
イベントでは、「学生主体で授業を進める」という伊藤ゼミの特徴が伝わるように、学生が登壇し学生同士で議論し理解を深めていく授業を展開しました。授業の途中で、オープンゼミの参加者に対して、ゼミの専門分野に関係する販売価格差異や販売推量差異などの計算問題を解く機会を与えるなど、参加者は日常の授業を身近に体験することができました。
また、オンラインではありましたが、画面越しでもゼミ生同士の仲が良い雰囲気が伝わってきました。


宮永先生が指導する様子
宮永ゼミの発表風景(対面にて取材)
宮永ゼミの活動テーマは、「持続可能な発展とソーシャルガバナンス」です。
イベントでは、青山学院大学との合同ゼミ発表が近づいていることもあり、発表の予行練習が行われました。「プラスチックゴミ」、「E V」、「ユニバーサルツーリズム」、「新型コロナ」、「地域活性化」の5つのテーマに別れ、問題解決に向けた具体策についてプレゼンテーションを行いました。
例えば地域活性化の班では、廃校を利用したビジネスについて取り上げ、ヒアリング調査の結果からメリット、デメリットを挙げていました。年々増加している廃校を活用することで地域活性化を進めていくアイデアは、興味深く感じました。
参加者は、先輩学生が真剣に発表に取り組む姿を見て、ゼミでの具体的な活動がイメージできたのではないかと思いました。

ゼミをまだ決めていない学生にとってオープンゼミは大いに参考になると思いました。伊藤先生、宮永先生共に、ゼミ生に対して熱い気持ちで指導されているのが伝わり、ゼミ活動を通して大きく成長できるのではないかと感じました。

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