【国際関係学部】海外フィールド・リサーチ現地レポート(ダルハウジー大学②)
2025.03.26

カナダのダルハウジー大学で実施する海外FRプログラムについて、レポート第2弾です。
ダルハウジー大学の海外FRプログラムに参加した学生は、3週間の研修を終え3月10日(月)に帰国しました。
参加学生がプログラムの後半を振り返りました。
ダルハウジー大学の海外FRプログラムに参加した学生は、3週間の研修を終え3月10日(月)に帰国しました。
参加学生がプログラムの後半を振り返りました。
カナダ ダルハウジー大学のレポート第1弾は、こちら!
(国際関係学部1年次 山本 茉莉花 )
2月15日から3月10日にかけて、カナダのダルハウジー大学の海外FRプログラムに17人が参加しました。ここからカナダでの活動について話していきます。
まずは現地調査についてです。私たち17人は4つのグループにわかれ、カナダに行く前にそれぞれのトピックについて事前調査を重ね、カナダで実際に調査を行いました。
私のグループは、食文化と食料不安をテーマに事前調査を行い、「フードバンク利用者が自分のアイデンティティーに基づいた食文化を選択することは可能なのか」というリサーチクエスチョンをもって調査を行いました。
フードバンクのスタッフやフードバンクと提携しているスーパーのスタッフ、お客さんにインタビューとアンケートに答えてもらい、この調査を通して、食文化の幅広い多様性に対処することは理想だが、現実的ではないということが分かりました。
インタビューだけでなくフードバンクに関連する活動にも参加しました。
大学の授業の一環でフードドライブの活動を行いました。寄付を求めるポスターを作り、大学内に貼り付けました。短い期間でしたが、たくさんの食材が集まりました。ダルハウジー大学にはDSUというフードバンクがあり、集まった食材はそこに届けました。


また、ダルハウジー大学ではMonday mealsという無料で食事を提供している活動が月曜日にありました。アクティビティの一環でMonday Mealsに参加し私たちが日本のカレーを作りました。多くの学生が食べに来てくれて、多くの学生さんと話す機会があり仲良くなることが出来ました。この時に仲良くなった日本人留学生の方もDSUを利用していることを知りました。

そして、ハリファックスのスーパーにはDonationボックスがおいてあり、いつ見ても何かが入っていました。そして、インタビューを行った際、自分で食べ物を買うときは、余分に買って寄付するということを聞いたときは、とても驚きました

これらのことから、日本よりもフードバンクの存在や食料不安に関する問題を身近に感じカナダに比べ日本の寄付に対する意識があまりないことに気が付きました。
さらに、私たちは実際にフードバンクに行ってボランティア活動もしました。
そこではサツマイモの選別に取り組みました。 その取り組みの中で、フードバンクでも食品ロスがあることに気づきました。消費期限切れのものだけでなく少しの傷や腐食が理由で捨てられることが多くありました。この問題は私たちがすぐに解決することはできませんが食材を少しでも有効に使う方法を考えていく必要があると感じました。そして、私たちもスーパーでの手前取りなど、できることはしていく必要があると感じました。
さらに、私たちは実際にフードバンクに行ってボランティア活動もしました。
そこではサツマイモの選別に取り組みました。 その取り組みの中で、フードバンクでも食品ロスがあることに気づきました。消費期限切れのものだけでなく少しの傷や腐食が理由で捨てられることが多くありました。この問題は私たちがすぐに解決することはできませんが食材を少しでも有効に使う方法を考えていく必要があると感じました。そして、私たちもスーパーでの手前取りなど、できることはしていく必要があると感じました。

次は現地調査以外の活動についてです。
授業時間外でのアクティビティでは、Farmers marketに行きました。そこではいろんな国の方がお店を出して、多国籍社会をより感じることが出来ました。他にも美術館に行ったりみんなでボーリングをしたりしました。どれもすごく楽しかったです。
授業時間外でのアクティビティでは、Farmers marketに行きました。そこではいろんな国の方がお店を出して、多国籍社会をより感じることが出来ました。他にも美術館に行ったりみんなでボーリングをしたりしました。どれもすごく楽しかったです。

ホストファミリーとの時間もとても充実していました。私は初めての海外だったのでとても緊張していましたが、ホストファミリーもご近所さんも優しくて、たくさんお話をすることが出来ました。ご近所さんが日本の国旗を持って家を訪ねてきた時のことがとても印象に残っています。ホストファミリーにはハリファックスの観光地であるPeggy’s Coveやユネスコ世界遺産にも登録されているLunenburgに連れて行ってもらったり、アイスホッケーの試合観戦に連れて行ってもらったりしました。最後の週にはホストファミリーのお気に入りのハンバーガー店に行き、ホストファザーおすすめのピーナッツバターハンバーガーを食べました。ハンバーガーとピーナッツバターの組み合わせは自分が思っていたよりもおいしかったです。


3週間という期間で様々な経験を通して多くのことを学び、充実した時間を送ることが出来ました。現地の方たちはとてもフレンドリーで、道で少し会っただけでも話しかけてくれました。英語があまり得意でなくても現地の方々は簡単な単語を選んでゆっくり話してくださったので、たくさんコミュニケーションをとることが出来ました。英語力の成長にもつながったと思います。この3週間でより海外への関心が高まり、自分の成長につながる良い経験を積むことができました。