【国際関係学部】海外フィールド・リサーチ現地レポート(カーティン大学②)
2025.03.25

オーストラリアのカーティン大学で実施する海外FRプログラムについて、レポート第2弾です。
カーティン大学の海外FRプログラムに参加した学生は、3週間の研修を終え3月9日(日)に帰国しました。
参加学生がプログラムの後半を振り返りました。
カーティン大学の海外FRプログラムに参加した学生は、3週間の研修を終え3月9日(日)に帰国しました。
参加学生がプログラムの後半を振り返りました。
オーストラリア カーティン大学のレポート第1弾は、こちら!
(国際関係学部1年次 浦田 望実)
カーティン大学での3週間のプログラムを振り返ると、オーストラリアの環境政策と多文化主義政策について多くの学びがありました。2週目では、多文化主義の歴史と西オーストラリア州の環境政策を中心とした授業がありました。オーストラリアが多文化国家になるまでの過程を学ぶ中で、良い政策ばかりではなかったこと、多文化主義には課題も伴うことを知りました。また、環境政策の授業では生態系の保全やリサイクルに関する政策について学びました。オーストラリアでは環境に対する国民の意識が日本よりも高く、日本も見習うべき政策があるのではないかと考えました。

また、2週目の週末には、西オーストラリア州の自然保護区であるロットネスト島を訪れました。サイクリングをしながら島を巡り、心地よい風と豊かな自然の中でリフレッシュできました。さらに、ロットネスト島には、クオッカが生息しており、島のあちこちで見かけました。生物保護の観点から、触れることや餌やりは法律で禁止されているため、写真を撮ることしか出来ませんでしたが、可愛らしい姿にとても癒されました。その他にも、パースの市街地ではあまり見かけない鳥や植物、美しい透き通ったビーチを目にすることができ、オーストラリア独自の生態系と自然を肌で感じました。



3週目は主に最終日に行うプレゼンテーションの準備をしました。一人ひとりが3週間で学んだことや体験したこと、授業を通じて興味を持ったことなどをテーマに、6分間のプレゼンテーションを行いました。それぞれが異なる視点から発表していたため、クラスメイトの発表を通じて新しい知識や考え方を得ることができました。私自身も、自分の学びを整理し、発表することで、理解を深めることができました。プレゼンテーションを通して、お互いの成長を実感し合える貴重な時間になりました。

カーティン大学とパースでの3週間は貴重な経験と新しい学びの連続でした。オーストラリアの環境政策と多文化主義政策に関する知識だけでなく、コミュニケーション能力、自己表現、リーダーシップなど様々なスキルが身につきました。また、ホストファミリーや現地の学生との交流を通じて、多様な価値観や文化の違いを理解する大切さを実感しました。今回の経験を活かし、今後の学びや将来のキャリアに活かしていきたいです。
