【理学部】物理科学科に「宇宙産業コース」と「半導体産業コース」を新設!

2024.02.28

2024年春から理学部 物理科学科に
「宇宙産業コース」と「半導体産業コース」を新設します。

物理科学科は、素粒子・原子核・宇宙領域、物性物理領域、そして複雑系領域の研究分野をカバーした学部教育を展開してきましたが、社会のニーズに応えるべく2つの新コースをつくることとなりました。

打ち上げに成功したH3ロケットの飛跡

民間レベルのロケット打ち上げが盛んになり、小型宇宙機器をどんどん軌道投入する今日にあって、昨年、京都産業大学では神山宇宙科学研究所を設立しました。これを機に、研究所メンバーの教員が中心となり、宇宙産業関連の教育プログラムを学部教育に取り入れることになりました。現代の宇宙産業を支える様々な物理学の諸分野について講義・実験を通じて基礎から学びます。

また、近年、半導体産業に就職していく卒業生の声を受け、データサイエンスやDXトランスフォーメーションの情報科学を支える半導体の物理を、理学部の教育プログラムとして導入することとなりました。量子コンピューターの実用化に向けて極低温における半導体の物性はますます重要となっており、また、大電力を扱えるパワー半導体の開発も急ピッチで進んでいます。電子機器の礎となる半導体の知識は、これからも社会を支える根幹であり続けるでしょう。次世代機能性材料など、ものづくりを量子レベルで考える知識を学ぶことで、半導体関連の分野で活躍できる人材を育成していく予定です。

ぜひ、物理科学科の今に注目してください!

宇宙産業コース

学んだ物理科学を産業の役に立たせる広い視野を持つ人材を養成するため、「宇宙産業コース」を設けました。 宇宙空間で利用できる科学技術、それを支える基礎物理学の講義や実習科目を配置しています。人工衛星、次世代材料、ダークマターなどの話題を提供します。

半導体産業コース

学んだ物理科学を産業の役に立たせる広い視野を持つ人材を養成するため、「半導体産業コース」を設けました。電子論から学べる半導体物理や電子素子に関する講義や実習科目を配置しています。
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