【生命科学部】産業生命科学科の授業「生命科学フィールドワーク演習 小豆島コース」を実施
2024.12.12
産業生命科学科では、PBL(課題解決型学習)やインターンシップなど、産学協働教育に力を入れています。初年次生から参加できるフィールドワークの授業では、初年次に生命科学と社会が関わる現場を訪ねて学び、経験することで、本学科の特長となる実社会を意識した学びの充実をはかっています。
本年度は実習場所の異なる3コースを設定し、学生は自らの希望に沿って参加しました。各コースは、1年次末に選択する主コース(医療と健康,食と農,環境と社会)に対応した内容となっており、1年次生にとっては主コース選択に先駆けた実地体験の機会にもなりました。なお、これらの実習は、衛生環境保全サービスや環境コンサルタント、食品製造の会社、大学と包括連携を結んでいる小豆島の土庄町などさまざまな協力の下で実施しています。
小豆島の土庄町を訪れるコースは、台風の影響で延期となっていましたが、11月1日から3日にかけてフィールドワークを実施しました。
小豆島はオリーブの栽培で有名です。フィールドワークでは小豆オリーブ研究所やイズライフオリーブオイル農園、ヘルシーランドなどを訪問し、オリーブ栽培の歴史や方法、搾油の原理や方法、オリーブの商品化やブランド化の実際について学ことができました。また、小豆島オリーブ牛の生みの親である石井様の牛舎を見学し、オリーブ飼料を利用したブランド牛の立ち上げや循環型農業についての貴重なお話を聞くことができました。参加した学生からは「オリーブ栽培や採油についての詳細が学べた。」、「地域の方達が協力しながら、オリーブ牛というブランドを作り上げてきた経緯がすごいと思った。」、「見学したりお話を聞いたりして、循環型農業や、農業の6次産業化に興味をもった」などの声がありました。12月11日には、成果発表会を実施し、フィールドワークで学んだことや、事後学習で考察した内容を共有しました。





生命科学フィールドワークとは?
学内での学習にとどまらず、生命科学と関連のある業務を行っている企業、自治体などに出向いて、フィールドワークを通して生命科学の社会での活用の現場を体験します。
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