【経営学部】ソーシャルアントレプレナーシップを育む!森口ゼミが大津市葛川でのフィールドワークを通じた産学連携活動をスタート

2024.12.04

近年、社会課題を事業によって解決しようとする起業家や企業が注目されており、ソーシャルアントレプレナーや社会起業家という言葉が普及してきています。森口ゼミは、アントレプレナーシップを1つのテーマとしており、2024年度秋学期から特定非営利活動法人葛川共創ネットワーク(以下、葛川共創ネットワーク)と連携し、限界集落である葛川地域及び周辺地域の課題に向き合うフィールドワーク活動を開始しました。葛川共創ネットワークの理事長である森 洋さんは、京都産業大学のOBであり、快く森口ゼミの活動を受け入れてくれました。

当日は、葛川共創ネットワークの事務所に集合し、森理事長、森口ゼミ生が互いに自己紹介をし、なぜ葛川という地域での活動に関心を持ったのかを共有するところからスタートしました。その後、森理事長から、葛川地域の現状や課題について話をいただき、森口ゼミ生は真剣にメモを取っていました。

また、葛川地域にUターンし、現在古民家の改造に取り組まれている方や都会からIターンされ、葛川で食堂をはじめた方と交流し、それぞれのリアルなお話に、森口ゼミ生は聴き入っていました。
また、滋賀県指定有形文化財に指定されている葛川息障明王院も訪問し、森理事長の説明を受けながら、葛川の歴史的資源についても気づきや学びを得ました。

経営学部では、こうした企業等の外部組織との連携を通じた課題解決のためのPBL(Project Based Learning)に取り組むゼミが多くあり、学生の実践的な学びの機会を提供しています。

今後、大学のゼミの時間を通じて、どのような気付きや学びがあり、何ができるのかを考え、提案に結び付ける活動を行う予定です。
※社会課題(困りごと)の解決を通じたビジネスに関するトピックは、2024年度春学期のゼミで取り組んだ輪読で得た知識であり、森口ゼミでは、こうした書籍や授業で得た知識(インプット)を実際の現場で活用する(アウトプット)ことを重要視した活動を行っています。

【参考】【経営学部】教科書の著者との出会い。森口ゼミで関西学院大学 吉村 典久教授が特別講義
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