コロナ禍が始まって以降、学生たちはドイツ語学習の成果を現地で試す機会を得ることができない状況が続いてきました。この状況の中で、ドイツ語圏へ留学するその日を見据えてコツコツと努力を積み重ねてきた学生も決して少なくありません（Webサイトで紹介してきた「今日本でしておくべき準備」参照）。

京都産業大学は、留学して自分の実力を発展させたいと願う学生の熱い思いに寄り添い、少しずつではありますが、慎重に検討を重ね、昨年度から留学制度を再開していきました。

今年度もその挑戦は続きます。外国語学部事務室による学部生全員を対象とした在学留学説明会の開催を皮切りに、ドイツ語専攻でも「ドイツ語専攻留学説明会」を4月12日（水）の昼休みに開催しました。参加者は30数人に上り、ドイツ語圏への留学に対する学生たちの関心の高さを示しています。

ドイツ語専攻でも学生の安全を最優先に考えながら一歩一歩慎重に指導していきます。学生たち自身もこれまで以上に身を引き締めて準備を進めていくことになります。
「ドイツ語専攻のWebページ」では、留学関係の情報を多数公開しています。これまで留学した学生たちの「留学体験記」も掲載していますのでぜひご覧ください。また、最新の「京都産業大学海外留学ハンドブック」では、ドイツ語専攻の卒業生インタビューもご覧いただけます。（国際交流センター事務室カウンターでの配布、または海外への留学ページからもダウンロードできます。）

学生たちが安全で、安心して有意義な留学生活をドイツ語圏で送れることをドイツ語専攻の教員一同、心より願っています。