【経済学部】菅原ゼミ フィールドワーク2023 活動報告(2)

2023.06.13

宮津市の政策についてオンラインでのご解説
学生の発表風景
経済学部菅原ゼミは、2020年度より宮津市の「府中をよくする地域会議」と連携し、宮津市府中地域の交流・関係・定住人口増加に向けたまちづくり事業に取り組んでいます。今回(5月25日)は、演習Ⅱの時間帯に、宮津市企画財政部企画課の安田 宣孝氏とのオンライン・ミーティングで宮津市の観光および移住・定住政策についてお話を伺いました。
当日は、4月の現地視察で感じた府中地域の魅力と課題、それらに基づいた質問事項を学生側から発表しました。安田氏からは、それぞれの質問への回答と併せて、宮津市観光の高付加価値化事業、空き家空き地対策、ワーケーション施設を軸とする関係人口・魅力・移住創出事業についてご解説いただきました。
また、この日は公開ゼミということで、演習Ⅰの応募を控えた2年次生が参加し、安田氏の解説に耳を傾けるとともに、ミーティングの前後の時間帯で演習の様子などを3年次ゼミ生から聞いていました。

参加学生の声

A班

  • 宮津市をすぐそばで見ている人のお話を聞くことはとても貴重な経験となりました。特にワイナリーは天橋立をより有名にできるような観光資源だと思いました。
  • メインではなくても宮津市の食を楽しめる重要な施設だと実感しました。ワイナリーの雰囲気も良く、ご年配だけでなく若年層も満足できる場所なので幅広い年齢層の人にもっと訪れてほしいと感じました。また、私たちが課題だと考えていた騒音問題よりも渋滞のほうが課題だったことに驚きました。実際の話を聞くと、私たちがわからなかったことも詳しく知ることができました。今回伺ったお話を生かして今後の活動につなげていきたいです

B班

  • 私たちの1つ目の質問で、牛糞などを肥料に使われるのは一般的ですが、そのうえで混獲されるヒトデや磯焼け防止で養殖されているウニなどを牛糞や腐葉土などに混ぜて堆肥化するという話は興味深かったです。
  • また、海洋高校での取り組みということで、高校生の頃から地域の活動に触れ合うことで、よりその地域の活性化につながるのではないかと感じました。同様に、クロスワークセンターMIYAZUでも、大和学園の生徒が、コース料理を楽しめる学生レストランを開いたと伺い、私たちの高校ではそのようなことをする機会がなかったので、宮津市の取り組みにとても魅力を感じました。
  • さまざまなことを教えていただき魅力や課題について知ることができました。今後のフィールドワークでも、菅原ゼミ一同全力で宮津市の課題や魅力についてより深く知りたいと感じました。

C班

  • 市役所の方に質問や気になったことを実際に聞くことができ、とても貴重な時間となりました。
  • お話の中で特に印象に残ったことは、空き家に移住する際の制度や補助が予想以上に充実していることでした。また、結婚新生活支援が、幅広い年代に対して支給されていることも印象的でした。
  • 宮津市全体に存在する空き家に対して、空き家バンクに登録されている数が2%しかないことは、今後の移住政策を打ち出していく際の課題・懸念点になっていくと感じました。
  • 少し話が変わりますが、「チャレンジおうえん」という制度で、過去の事例としてどのようなものに支援金が支払われたのか、具体的な例を知りたいと思いました。(後日、安田氏からご紹介いただきました。)

PAGE TOP