【経営学部】岡部ゼミの古着販売!今年のテーマは「ロスについて考えよう!」

2023.06.07

販売初日の様子

2023年5月29日から6月2日までの1週間、岡部ゼミ生が古着販売を実施しました!2022年度も開催しましたが、今回は後輩たちが企画を引き継ぎながらも、新たな要素として、自分たちが関心を持っている「フードロス」を考えるきっかけにしてほしいと考え、フードロスに配慮したゼミ生特製のお菓子も販売しました。販売当日に、代表者である岡部ゼミ3年次の寺西 玄遥さんに取材しました。

(学生ライター 経営学部3年次 堀田 将志)

今回の企画をした代表の寺西さん
先輩方が古着販売をしている姿を見て岡部ゼミを志望した寺西さん。今回の企画では、「先輩方の活動を引き継ぎながらも、自分たちは新たにフードロスについても精一杯訴えていきたい」という熱い思いを語ってくれました。また、この機会を通して「フードロスに関心がある学生や服好きな学生、服のレパートリーが尽きてしまった学生たちが交流できる場にしたい」という狙いもあるそうです。
販売されていたお菓子
2023年度から実施した「お菓子販売」
なぜ今回は、お菓子販売という要素を追加して実施をしたのか質問したところ、寺西さんは「フードロスのうち全体の47%は家庭でのロスです。今回の企画でそのことを知ってもらい、食べる分だけ買う、ロスの量を減らすなどの行動につながってほしい。一人一人の食品ロスに対する意識で、ロスをもっと減らすことができる。そのきっかけにしてほしいと思い、新たに手に取りやすいお菓子販売を行っています」と説明していただきました。なお、お菓子はフードロスを意識した、余りものになりそうな食材を使用して作られています。また、今回の活動で得た利益はフードバンクの機関へ寄付する予定にしています。
大学構内に掲示された印象に残るポスター

2022年度の反省点である広報面を補うために、派手なポスターを制作した岡部ゼミ。今回はあえて目立つデザインをゼミ生で考案したとのこと。学内のあらゆるところで通りすがりの人の目を引き、印象に残ります。

最後に寺西さんは、「岡部ゼミは『自分たちの好きなことができるゼミ』なので、チャレンジ意欲を発揮したい人にぜひ志望してほしい」と岡部ゼミの未来に対する思いを語りました。

 

今回取材した初日は、あいにくの雨で客足が心配されましたが、寺西さんをはじめ岡部ゼミ生が一丸となって「古着いかがですか?お菓子どうですか?」と呼びかけていて、企画に対する熱意を肌で感じることができました。その思いに応えるように客足も増えていきました。寺西さんたちが目標としていたフードロスや服を介した交流の場も生まれ、本学のスローガンである「むすんで、うみだす。」とはこういうことなのだと思わされました。次々と挑戦を果たす岡部ゼミの今後に期待しています。

服を購入した学生
岡部ゼミ生が持ち寄った古着
岡部ゼミの皆さん
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