【経営学部】伊吹ゼミ13期生が石川県立金沢泉丘高等学校の生徒と昆虫食について対談しました
2023.02.20
2022年12月22日、石川県立金沢泉丘高等学校の生徒4人が来学され、伊吹ゼミ13期生と昆虫食についての対談を行いました。
金沢泉丘高等学校の蚕班の皆さんは将来の健康問題解決のために蚕の食用化に取り組んでおり、シルク(蚕)フード普及のために蚕入り餃子の販売を目指しています。
一方、伊吹ゼミ13期生も2021年度に昆虫食カフェを開催した経験があることから、今回の対談が実現しました。
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対談では伊吹ゼミで行った昆虫食カフェの工夫した点や広報活動について話した後、金沢泉丘高等学校の皆さんの研究内容について深くお聞きしました。
伊吹ゼミの昆虫食カフェではコオロギ使った昆虫食を販売したため、蚕にはあまり馴染みがなく、伊吹ゼミ生は高校生の研究に興味深く耳を傾けていました。蚕班の皆さんは実際に蚕を育てられており、成長過程を記録されています。今回、卵が幼虫へ成長し、さなぎを経て成虫へ育っていく様子を写真で見せていただきました。蚕観察日記は蚕班の皆さんのインスタグラム(@izumi_silk_sg)でもご覧いただけます。
また、蚕入り餃子の販売に向け、伊吹ゼミが行った感染症対策や食中毒対策についても話し、安全な食品販売を目指して対策を練りました。
伊吹ゼミがカフェで提供したコオロギと、金沢泉丘高等学校の皆さんが用いる蚕とでは昆虫の種類は異なりますが、食品販売をするという共通点から、広報活動や食品販売の方法、必要な資格など、蚕入り餃子の販売に向けてより具体的な話を交わすことができました。また、シルクフードを語る高校生の皆さんの熱心な姿は伊吹ゼミ生にとって良い刺激になりました。