【経済学部】「地域活性化フィールドワークII」(2)岡山県赤磐市での現地調査を行いました

2022.10.25

経済学部で本年度から開講されている「地域活性化フィールドワークII」は、岡山県赤磐市をフィールドに、同市の経済について学生自身が課題を発見・設定し、地域の方々の話を聞いたり実地に調査をしながら、経済学的思考に基づいて政策提言をする科目です。4月の現地見学以降、市の総合計画をはじめとした諸施策を勉強したり、市役所の方々のお話を伺ったりしながら、赤磐市の社会、経済についての理解を深めてきました。その上で「観光」、「空き家問題」、そして「果樹農業」の3つにテーマを定め、去る9月8日・9日に再び現地を訪れ、関係者からの聞き取り調査を行いました。
観光班は赤磐市の観光資源のうち是里ワイナリー及び竜天キャンプ場を訪れ、岡山市に近接していながら豊かな自然に恵まれている好条件をどう活かすかなどについて議論を深めました。空き家班は、空き家の発生抑制と利活用の両面からアプローチすることとし、地元不動産業者の方や空き家所有者の方のほか、空き家活用事例として古民家カフェ経営者の方にインタビューを行いました。農業班は桃及びブドウ農家の後継者問題について実情を知るために、ベテラン農家の方、新規就農者の方、農業大学校などを訪れました。
今回の現地調査で伺ったお話を踏まえてこれまで立ててきた仮説を修正し、さらに検討を深めながら政策提言につなげていきます。

・「地域活性化フィールドワークII」岡山県赤磐市への現地見学を行いました

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