9月24日(土)にKSU英語教育研究会を行いました

萩原先生のスライド:先生が校長を務められる関西学院千里国際中等部・高等部の図書館での学びの風景

9月24日(土)、Zoomを使って毎年恒例のKSU英語教育研究会を行いました。3人の先生の講演と全参加者による、小グループに分かれてのグループディスカッションを行いました。

招待講演では、オーストラリアでの教員経験が長い、関西学院千里国際中等部・高等部の萩原校長先生から、「thoughtfulness」についてお話がありました。我々は普段授業をするときに、それが教師も生徒も”考える”活動になっているのか、教育の根本的な部分への問いかけで、ずっと自分の中に残っていくお話でした。
また、京都産業大学文化学部の加野先生からは、英語のデータベース=コーパスについて、英語教育の現場で有効に使えるということについて、分かりやすく説明がありました。そして、京都産業大学卒業生の山下先生からは、地元の教育現場や、海外での教師生活、教育委員会とこれまでの教師という仕事を通しての経験についてお話がありました。

萩原先生のスライド:ビジネスのモデルを応用して、学校の目的について説明しています。
授業がほぼ対面に戻り、久しぶりのオンラインでの研究会でしたが、京都産業大学で以前教えていた先生、多くの卒業生、他大学の大学院生・現役の学部生、色々な層の人が聞きに来てくれて、講演からもグループディスカッションからも、色々なものを持って帰ってくれたと思います。
ちょうど大学も新学期で、新しい学生との出会いが数多くありますが、新しい人と出会い、コミュニケーションをとって、ネットワークを広げるのは、楽しいですね。運営に携わってくれたスタッフの皆さん、発表者の先生方、参加してくれた皆さんに感謝です。
加野先生のスライド:実際にどのような英語の単語、記号がよく使われているのか、コーパスで調べてみています。

※KSU英語教育研究会とは

本学の外国語学部または文化学部を卒業して、英語の教員になった卒業生と英語の教職を履修中の在学生が集まって年に一度、英語教育の専門家のお話を聞き、考え、話し合う機会を持つ集まりのことです。(大学内外の教員の皆さん、一般の皆さんの参加も歓迎いたします。)
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