【国際関係学部】コロナ禍で延期していた必修科目「海外フィールド・リサーチ」を実施しました
2022.10.04
コロナ禍の影響で 延期を余儀なくされていた1年次必修科目「海外フィールド・リサーチ(以下、海外FR)」ですが、この8、9月に海外でのリサーチプログラムの実習を終え、無事帰国しました。
8月初旬~下旬までの約3週間の現地実習を終えた学生たちが、9月16日に、事後授業としてリサーチの成果報告会に参加し、それぞれのコースでリサーチしてきたことやこの授業を通して得たものを発表しました。

参加した学生からは、
- “リサーチ・テーマ”に基づいた事前学習で現地のことを学んできましたが、実際に渡航して行ったフィールド調査を通して、さらに新しい気づきを得ることができました。自分がこれから何を研究テーマとして深めていきたいのか、進路も見据えて多くのことを考えさせられる機会となりました。
- コロナ禍で渡航が延期となったことは残念でしたが、これまで学んできた国際関係学の知識や英語力がとても役に立ち、内容の濃い現地実習を行うことができました。
- 現地で色々な場所を見て、多くの人と直に話す貴重な機会でした。授業での議論やプレゼン、現地での多くの交流を通して、今の自分に足りないところを実感しました。海外での学びの機会は今後の学びのモチベーション向上にもつながりました。
などという声が聞かれました。
正躰学部長からは、「コロナ禍の様々な制約の中ではありましたが、現地渡航という海外FR本来のかたちで実施することができました。貴重な経験の中でさまざまなことを吸収して無事に皆さんが帰国できたことを嬉しく思っています。国際関係学の学びにおいて、「現地でのリサーチを通して実践的に学びを深める」ことの面白さと重要性を実感できたことと思います。この貴重な体験を学部での学びのモチベーションに活かしてさまざまなことに引き続きチャレンジしてほしい」とのメッセージが贈られました。





※2、3月に渡航した、カナダ(カルガリー大学)、アメリカ(アリゾナ州立大学)に加え、8、9月には、カナダ(ダルハウジー大学)、アメリカ(ポートランド州立大学)、オーストラリア(カーティン大学、タスマニア大学)で現地実習が行われ、3年次生すべてが国際関係学部の必修科目である海外FRを履修しました。
なお、現1、2年次生は今年度の2月~3月に渡航予定で、現在事前学習に取り組んでいます。
渡航先予定
- アメリカ:ポートランド州立大学、アリゾナ州立大学
- カナダ:カルガリー大学、ダルハウジー大学
- オーストラリア:カーティン大学、タスマニア大学
- ニュージーランド:マセイ大学
- タイ:チェンマイ大学
- マレーシア:ウタラマレーシア大学
- ベトナム:FPT大学
- 関連リンク:海外フィールド・リサーチ