海外フィールド・リサーチ
学びの意欲を高め、
国際社会で求められる力を実感する

最大の特徴ともいえる必修科目。英語圏・アジア圏併せて7か国のいずれかに3週間滞在します。各国のリサーチテーマに沿った実習プログラムに参加するほか、実習前には社会学的な調査・研究スキルについての講義を受け、事前の情報収集や分析、発表の手法なども身につけます。現地で体感した学びを事後授業で振り返ることにより、2年次の学びへの動機をより明確にしていきます。
- 必修科目として1年次末に、全員が約3週間の海外研修に参加。
- 出国前の事前授業、海外研修、帰国後の事後授業の3部構成。
- 1年次に学んだ知識とスキルを実践で試し、2年次以降のコース選択や将来の進路について考える。
リサーチテーマ
英語圏
アメリカ

「アメリカのビジネス」をテーマとし、現地の企業訪問や工場見学を通じてグローバルな経済活動の実情を学びます。
カナダ

「ボランティア・地域貢献」をテーマとし、現地での活動を通して、地域住民の思いや企業の取り組みを学びます。
オーストラリア

自然保護団体の講義や先住民の方による体験型授業などを通して「環境保護」や「多文化主義政策」について学びます。
ニュージーランド

先進的な環境政策および社会包摂政策について体験型授業を通じてサステナビリティの最前線を学びます。
アジア圏
タイ

現地の公的機関や日系企業を見学し、「日本とタイの経済関係」や「ASEAN経済」の現状について学びます。
マレーシア

現地の政府機関、企業、NGOなどを訪問し講義を受け、マレーシア社会の「多様性」と「伝統」について学びます。
ベトナム

製造業・観光業などの現地企業や日系企業を訪問して「日本とベトナムとの関係」や「ベトナムの地域経済と社会」について学びます。

スケジュール(例:カーティン大学[オーストラリア])
1週目
- コミュニケーションスキルのクラスで英語力をアップ
- 西オーストラリアの「スワンバレー」や「フリーマントル」を訪問。調査の一環として世界遺産などを見学し、資料収集を行いながら、オーストラリアの歴史や文化を学ぶ
2週目
- コミュニケーションスキルのクラスで英語力をアップ
- 西オーストラリア環境保護協議会員をゲストスピーカーに迎えてのレクチャー
- 歴史を学ぶ一環として「オーストラリア戦争記念公園」を訪問したり、環境政策の実施現場である自然保護指定の国立公園「ロットネスト島」の現地視察を行う
最終週
- コミュニケーションスキルクラスの総仕上げ
- 生物の多様性について学び、資料収集を行うため、「パース動物園」を訪問
- オーストラリアの環境や文化の調査結果について、プレゼンテーションを行う