第61回植物バイテクシンポジウム「植物の能力と環境問題:最前線を走る研究者たち」開催報告

12月17日に京都に拠点をおく植物バイテク談話会と本学植物科学研究センターの共催で、第61回植物バイテクシンポジウム「植物の能力と環境問題:最前線を走る研究者たち」を開催しました。

今回のシンポジウムでは、4名の講演者が、植物の環境適応戦略についての最新の研究成果や、植物の能力を利用した地球環境問題解決の取り組みについて紹介しました。また、最前線を走る研究者としての自身のキャリアや科学に対する考え方も語ってくれました。オンラインでの開催だったこともあり、日本各地の大学や企業から約120名の参加者がありました。発表後には活発な議論が交わされ、盛況のうちに終了しました。植物科学研究センターは、植物と環境の関係に焦点をあててさまざまな研究を進めており、シンポジウムでは有益な情報交換ができました。

講演者と演題

池内 桃子(新潟大学)

「植物細胞の分化可塑性 ~発揮と抑制の制御メカニズムを解き明かす」

若林 智美(奈良先端科学技術大学院大学)

「ミヤコグサの開花時期多型と環境適応」

永利 友佳理 (国際農林水産業研究センター)

「植物の環境ストレス研究で世界の食料問題に立ち向かう!」

中山 尚美(インペリアル・カレッジ・ロンドン、英国)

「Blank canvas mentality(いつもゼロからの心持ち)」
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