12月18日（水）、京都産業大学経営学部「中田謙司奨励金」授与式が開催され、公認会計士試験に現役で合格された経営学部4年次生の田村 美咲さん（2019年11月15日付合格）が表彰されました。
「中田謙司奨励金」は、経営学部の中田謙司教授が、本学へ基金を寄付され、公認会計士試験合格者への努力を称え、励ますものとして同氏の意志に基づき設立されたものです。
中田教授の教えのもと、見事現役で公認会計士試験に合格した田村さんに30万円が授与されました。公認会計士試験に合格した場合、学部奨励金と合わせて60万円が授与されることになります。
中田教授のほか、経営学部教員、現在先輩の後を追い、一生懸命勉強に励む後輩の皆さんが参加し、田村さんの努力を讃えました。

中田教授は「よく頑張りました。本当におめでとうございます。数か月間、一緒に勉強してきましたが、田村さんの長所はとにかく孤独に強い、そして心身ともにタフなところです。社会に出てからが大変ですが、必ず結果がついてくると信じて日々自己研鑽して頑張ってください」と温かいメッセージが送られました。
具学部長は「田村さんの合格によって、アカウンティング部会の勉強部屋の雰囲気も変わり、後輩たちに大きな希望をもたらしたことでしょう。勉強は頭でやるものではなく、椅子にどれだけ長く座っていられるかという忍耐力こそが重要です。その忍耐力と中田教授の教えがあったからこそ合格への道が開けたのだと思います。本当におめでとうございます」と激励されました。
表彰を受けた田村さんは「京都産業大学の名に恥じないよう、公認会計士として一生懸命仕事に取り組んでいきたいと思います」と力強く今後の抱負を語ってくれました。
経営学部では実践経営会計教育研究会アカウンティング部会を設置し、学部をあげたサポートのもと、ゼミに関係なくやる気のある学生たちは皆で勉強できる施設が学部内に整備され、学生たちが日々勉強に励んでいます。
経営学部生の快進撃が続くよう、これからも経営学部一同支援に努めていきます。