令和3年度 学部授業・カリキュラム改善に向けた「中間報告書」

「学習成果実感調査」についての分析結果

特に生命科学部の独自の特徴的な科目について記述する。
1)フレッシャーズセミナー
入学したばかりの学生の大学の授業に対する感想を聞ける。産業で95.8%、先端で91.8%の高い回答率であった。
  • 色んな教授たちと話せて、色々な気付きがある。
  • レポートや論文の書き方を学ぶことができた。
  • 対面授業で、同じグループの人と交流しながら楽しく授業を出来た。
  • 有意義であったとする感想が多く書き込まれており、重要な科目であることが伺える。
2)サイエンスキャリアプランニングセミナー
2年、3年次開講、理系学生の就職活動とキャリア形成を目的とした授業が行われている。回答率は高くはないが、下記のような意義が高いとする感想があった。
  • いろいろな人の話を聞け、先輩方の経験談を聞くことができたのでよかった。
  • 講師の方、先生方、学生との会話を通して自分を客観的に見ることができ、今何をすべきなのか明確にすることができた
  • グループワークが多い授業だったので、他の人たちと話し合ったり、意見を交換できた。

「公開授業&ワークショップ」についての成果報告

【公開授業とワークショップ 】
ワークショップ:生命科学部FD/SD研修会 斎藤有吾先生(第2回全学FD/SD研修会)の動画を視聴、カリキュラムマップとカリキュラムツリー作成について
・実施日時/場所 9月22日 web
・参加人数  30名 
・ワークショップでの意見交換内容
  • 評価方法を明確にすることは、とても良い。
  • カリキュラムツリー・マップは教員・学生共に、科目間の関係性や全体像を把握するのに非常に有効で、課題を見つけやすくなるだけでなく、思わぬ強みや魅力を発見する上でも活用できるのではないかと感じられ、大変勉強になった。
  • カリキュラムツリーやカリキュラムマップで示されることでより全体像を理解しながら自信を持って授業を担当することができると思う。
 【検討するべき点】
  • 個々の学生、特に学力の差が大きい場合、仮に同じマップの上で進めたとしても、当然最終的に行きつくところに差が出てきます。概念的な設定と実際の達成度のギャップに悩むことになると思う。
  • ツリーの作製は比較的すんなりできそうですが、マップ作りはかなり骨が折れそうだという印象。
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