【生命科学部】生命科学セミナーを開催します!(12月13日)

2023年12月13日に学内限定の生命科学セミナーを開催いたします。

最先端の生命科学の話題を生命科学部の教員に紹介していただきます。
お時間のある方はぜひご参加ください。
15102教室(対面)とTeamsによるハイブリッドセミナーになります。
Teamsで参加する場合はチームコード(lfjxegp)を利用して入室してください。

佐藤 賢一 教授
京都産業大学 生命科学部 産業生命科学科

ツメガエル卵ライフサイクルの研究
17:00~(講演30分 質疑応答15分程度)司会:棚橋

発生情報と問いづくりラボ(佐藤研究室)の主な研究テーマは、ツメガエルを実験モデルとする卵の形成、成熟と排卵、受精そして老化と細胞死といった一連の「卵ライフサイクル」分子機構の解明です。卵細胞内に存在する原がん遺伝子産物Src(サーク)のタンパク質チロシンリン酸化酵素活性が受精に伴う卵の活性化に必須不可欠であることを見出して以来、わたしたちは上記の卵ライフサイクルイベントにおける様々な細胞内外の因子の機能に焦点をあて、その全貌解明に少しでも近づくべく研究活動を行っています。本セミナーでは、どのような背景や目的のもとで、どんなリサーチクエスチョンを立てて研究に取り組んでいるかについて紹介します。

棚橋 靖行 准教授
京都産業大学 生命科学部 先端生命科学科

腸管平滑筋におけるムスカリン作動性収縮調節メカニズム
17:45~(講演30分 質疑応答15分程度)司会: 佐藤

腸管平滑筋の収縮は、コリン作動性神経により興奮性に調節されています。コリン作動性神経から放出されたアセチルコリンが平滑筋細胞に発現するムスカリン受容体を刺激すると、細胞膜が脱分極して電位依存性Ca2+チャネルが開口します。これにより、Ca2+チャネルを介した細胞内へのCa2+流入が増加し、最終的に筋が収縮します。ムスカリン受容体には、これまでにM1からM5までの5つのサブタイプが同定されています。このうち、腸管平滑筋細胞にはM2とM3サブタイプが発現しています。本セミナーでは、腸管平滑筋のムスカリン作動性収縮調節におけるM2およびM3サブタイプの役割とそれらの情報伝達メカニズムに関する研究成果についてご紹介したいと思います。
日時 2023年12月13日(水)開催(学内限定)
場所 15102教室(対面)とTeamsによるハイブリッドセミナー(チームコード:lfjxegp)
開場 16:45~(Teamsの場合はチームコードを利用して入室してください)
開演 17:00~18:30
※録画したものを公開しますので見逃した方や参加できない方はご覧ください(期間限定ですのでお早めに)。
次回のバイオフォーラム(生命科学セミナー)は2024年4月または5月頃の予定です(詳細はPOSTおよびWebサイトで案内します)。
世話人・木村 成介教授(産業生命科学科)・演者(未定)
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