日本語実践会話ボランティアとしてサポートしました

 2008年10月8日(水)言語学科インドネシア語専修の4回生8名が日本語実践ボランティアとして神戸にありますニチイ学館に足を運びました。彼ら8名を待っていたのは、今年の8月初旬に来日した30名のインドネシア人でした。

 皆さんは、日本とインドネシアのEPA(経済連携協定)に基づき、看護師・介護福祉士候補生として来日された200名をこえるメンバーのうちの看護師候補生30名です。現在は、それぞれの受入先の病院での勤務を開始される前の期間で、財団法人海外技術者研修協会(AOTS)が実施中の来日当初6カ月研修の研修生として来年2月まで日本語を学習しています。

 今回、AOTS様よりインドネシア人研修生が学んだ日本語を使って日本人の方と話す機会が少ないので、会話相手になっていただけないだろうかというご相談・ご依頼をいただいたのがきっかけでこの訪問が実現しました。

 当日は、人数の関係でインドネシア人研修生は3グループに分かれ、一時間ごとの入れ替えをして日本語実践会話に参加しました。日本語会話終了後、急遽インドネシア語会話の時間を設定していただきました。その場で決まったことでしたので、都合が悪く参加できない学生もいましたし、ネイティブの人と話すという緊張感で焦った学生もいました。しかし、始まってみるとあちらこちらから笑い声や歓声があがっていました。中には、歌を歌いだすグループもいました。連絡先を交換したり、写真を撮ったりとしているうちに時間が過ぎてしまいました。

 今回の日本語実践会話を通じて、学生だからこそできる国際交流もあるのではないかと実感しました。次回の日程も決まりました。今から研修生の皆さんは楽しみにしているそうです。

 参加した何名かの学生が当日の感想をよせてくれましたので、ぜひともご一読ください。

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