14〜16号館周辺を人が集まる場所に!「フリーコーヒー」を行う学生有志団体Aspire Hubにインタビュー

フリーコーヒーの準備をする富岡さん(左)、宮本さん(中)、川村さん(右)

皆さんは、本学キャンパス西側、理系学部棟が多く集まる14〜16号館周辺に行くことはありますか?文系学部の皆さんは、なかなか行く機会が少ないかもしれません。今回は、14〜16号館周辺で無料のコーヒーを配り、交流の場を作っている、学生有志団体Aspire Hub(以下、Aspire Hub)の活動を取材しました!

今回お話を伺ったのは、Aspire Hub創設者 生命科学研究科 博士前期課程2年次 富岡 瑠加さん、Aspire Hub代表 生命科学部4年次 川村 政輝さん、Aspire Hubメンバー 生命科学部4年次 藤本 翔大さんです。

Aspire Hubではどのような活動をしていますか?

川村 メインの活動は、学内で行なう「フリーコーヒー」という活動です!授業期間中の毎週水・金曜日の昼休み(12:00~14:00)に、16号館前のベンチで無料のコーヒーを提供することで、誰でもコーヒーをもらいに訪れることができ、訪れた人同士が交流できる場を作っています。
16号館前ベンチでのフリーコーヒー活動の様子
富岡 理系学部の学生だけでなく、経済学部や法学部など、いろいろな学部の学生が来てくれます。たまに、理系の学部の先生がふらりと立ち寄ってくださることもあり、うれしいです。

藤本 また、何かに挑戦するきっかけづくりの場にもしたいという思いで、イベント開催もしています。たとえば神山祭では、私が好きな麻雀会をフリーコーヒーの場で開き、たくさんの人が集まってくれました。
神山祭でも16号館前のベンチでフリーコーヒーの活動を行いました。

フリーコーヒーを始めたきっかけはなんですか?

富岡 14〜16号館周辺はバスプールから近く、良い立地にある反面、食堂がない、学生数が多いピロティ周辺から離れている、神山祭で模擬店の出店がない、といった寂しい面を感じていました。
そこで、なにか行動を起こしたいという気持ちが芽生え、たまたま本で読んで知ったのが、フリーコーヒーの活動でした。「14〜16号館周辺でフリーコーヒーを行えば、人が集まり盛り上がるきっかけになるのでは?」と思いついたその日にお店で道具を揃え、次の日フリーコーヒーを開きました。2023年秋、私が博士前期課程1年次の頃です。
富岡さんが揃えたクロスやポット
川村 そこから、私ともう1人のメンバーが増え、2024年春には学生有志団体となりました。現在は、幅広い年次で計8人で運営しています。

Aspire Hubの名前の由来を教えてください。

川村 Aspire Hubは、「Aspire:志す」「Hub:中心地」という意味の言葉です。「志をもつ仲間同士がつながる場を作りたい」という思いを込めています。

学外でも活動していると聞いたのですが、どういった活動をしていますか?

川村 2024年7月に「IVS2024 KYOTO」(日本最大級のスタートアップカンファレンス)のサイドイベントに誘っていただき、京都市役所前の広場でフリーコーヒーの出店を行いました。単にコーヒーを提供するだけではなく、いろんな来場者に対して声かけを行い、来場者の方々とのつながりを築いたり、来場者同士がつながりを作れるようにしたりしました。

富岡 ワーキングホリデーに行きたい方と海外に移住した方がフリーコーヒーの場で出会って意気投合するシーンがありました。つながりが目の前で生まれるのを見ると、とても嬉しく思います。

これからはどのような活動をされる予定ですか?

富岡 「志をもつ仲間同士がつながる場を作る」という想いを大切に、次年度以降もフリーコーヒーの活動を続けます!

川村 
さらにこれからは、まだ構想段階ですが、理系棟以外でのフリーコーヒーの実施や、人と人とのつながりが生まれるようなスポーツイベント、それから学外でのマルシェイベントなどの開催を考えています。

藤本 
Aspire Hubは、自分の好きなことを表現でき、仲間集めができる場も作っています。そんな私たちの活動を、より多くの人に知ってもらえるように情報発信も頑張りたいですね。
和やかな雰囲気

最後に、学生に伝えたいことはありますか?

富岡 フリーコーヒーを始めるときは不安もありましたが、やってみたら楽しかったです。その経験があるので、新しい一歩を踏み出したい学生さんを勇気づけたいと思っています。皆さんの挑戦の場の一つとして、フリーコーヒーやAspire Hubのイベントを利用してくれたら嬉しいです。

藤本
 私も、SNSなどで好きなことを表現するのが苦手でしたが、Aspire Hubに参加して表現することが楽しくなりました。ぜひ、失敗を恐れず挑戦してほしいです!

川村 私は高校3年生の頃、新型コロナウイルスの影響で、春・夏ともに甲子園が開催中止になりました。幼少期から、甲子園出場を目指して野球を練習していたので、大きな挫折感を味わいました。やりたいことや目標に向かって頑張ることができる環境は、決して当たり前のことではないと思います。
今、やりたいことや目標があるなら、できない理由ではなく、どうしたらできるかを考えてみてください。考え方を変えるには、まず自分がいる環境を変えてみると良いと思います。志の高い仲間に囲まれることで自分も変わります。なので、ぜひフリーコーヒーに一度足を運んでみてほしいです。

富岡 今後の活動内容はSNSで発信していきますので、ぜひチェックしてみてください。また、少しでもAspire Hubの活動に興味・関心を持った方は、気軽にSNSのDMで連絡してください。お待ちしています!


Aspire Hubの活動をチェック!

Aspire Hub 公式インスタグラム

Aspire Hub 公式𝕏


 学部を超えたつながりが生まれるフリーコーヒーの活動に温かさを感じました。ONE CAMPUS の特長を生かした活動に、今後も目が離せません。在学生の交流の場や新しい挑戦のきっかけになるのが楽しみです!

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