【経営学部】就職活動サポートはお任せあれ!1年次生から「就職ガイダンス」実施!
2022.10.27
京都産業大学では、進路・就職支援センターによる就職支援行事を年間1,300回以上 実施するなど、就職支援体制が充実しています。さらに学部ごとにも支援を行っており、経営学部で1年次生対象の導入科目「ベーシック・セミナー」の時間を活用して「就職ガイダンス」が実施されました。就職活動の実態や、経営学部独自の筆記試験対策サイトである「KSUドリルSPI」の活用方法などについて説明が行われましたので、その様子を取材してきました。
(学生ライター 現代社会学部1年次 釆野 愛梨)
就職ガイダンスは、①進路・就職支援センター職員による就職活動についての解説、②経営学部独自の筆記試験対策ドリル「KSUドリルSPI」の紹介、③「KSUドリルSPI」の使い方指導の3部構成で行われました。
まず、就職活動に関する解説動画を視聴しました。就職活動には、希望する企業へのエントリー、企業説明会への参加、面接試験などの段階がありますが、最も強調されていたことは「筆記試験」に関することでした。筆記試験にはさまざまな種類がありますが、「SPI」と呼ばれる、リクルート社が提供する総合適性検査が最も一般的です。多くの企業が人材採用の参考にしたことが紹介されました。他にも、SPI対策の参考書の紹介や、新聞を読んで時事問題の対策をすること、クラブ・サークル活動に力を入れることなど、就職活動の準備として1年次生のうちから取り組めることが数多く紹介されました。

動画の視聴が終わると、在間 敬子経営学部長から「就職活動を終えた学生の多くが、就職活動中につまずいた要素として『筆記試験』を挙げます」と、経営学部生の実態を語られました。その上で、2022年度から導入された経営学部独自の筆記試験対策サイト「KSUドリルSPI」について説明を行い、その活用を促されました。

「KSUドリルSPI」は、SPIなどの就職筆記試験に対応した問題が2,000問収録されている、本学では経営学部生のみが使うことができるオンラインドリルです。1年次生から4年次生まで全年次で使用可能で、全年次の学生が使用できる大学独自のSPI対策サイトを提供しているのは、全国でも珍しいと紹介されました。説明はスライド資料を使って丁寧に分かりやすく行われ、この就職ガイダンスで初めてSPIについて知った1年次生でも、スムーズに理解できる内容となっていました。

最後に、KSUドリルSPIの制作を行ったラインズ株式会社の担当者から、ドリルへのアクセス方法や活用方法など、使い方の指導を受けました。「KSUドリルSPI」は、実際の就職筆記試験の受験方式に対応しており、成績がグラフ化されるので、自身の回答状況をいつでも確認することができます。分からなかった問題は解説動画を見ることができ、着実に実力が付くドリルとなっていることが紹介されました。


就職ガイダンスには経営学部の教員が多数参加し、学生一人一人を気に掛ける様子が見られました。取材を通して、先生方の学生に対する対応や、就職ガイダンスの内容から「学生を支援しよう」という強い気持ちが表れているように感じ、経営学部の学生がうらやましいと思いました。
今回のガイダンスのように、早い時期から就職活動の情報を得る機会があることは、とても心強いですね!