【生命科学部】平城宮跡歴史公園にて「天平衣装ドラマ」の完成披露会を開催

2022.09.22

ドラマのワンシーン
京都産業大学生命科学部の課題解決型授業「生命科学PBL2」は、企業や地域団体、地方公共団体などから提供された課題に対して、学生がグループで解決策を立案し、実行する授業です。今回は平城宮跡歴史公園から課題提供を受け、オリジナルドラマ「麻保呂波(まほろば)」を制作。完成試写会の様子を取材しました。
(学生ライター 生命科学部 2年次 池ヶ谷 咲妃)
ドラマ企画に込めた思いを発表する学生
オリジナルドラマドラマ「麻保呂波(まほろば)」が初披露された
受講生ら12人は、2021年度より平城宮跡歴史公園から提供を受けた「コロナ禍における公園の活性化・利用促進について考える」という課題の解決について取り組んできました。2021年12月には平城宮跡歴史公園内のカフェを活用し「天平衣装の美しさ」と「SDGsへの取り組み」を掛け合わせた「天平衣装喫茶」を開催し、公園の魅力を発信しました。
企画の第2弾として「歴史は私たちの居場所~歴史と親しく密になろう~」というコンセプトのもと、天平衣装を着用したドラマを制作しました。
奈良時代からタイムスリップした主人公(もろねちゃん)が現代の大学生(ゆうた君)と出会い、天然痘と新型コロナウイルスという2つの感染症から、生命科学と歴史の関係を学べる作品となっています。
学生が考案したオリジナルキャラクター玄姫(くろひめ)・巳(ミー)
茜丸(あかねまる)を披露する様子
併せて、受講生が考案したオリジナルキャラクター玄姫(くろひめ)・巳(ミー)・茜丸(あかねまる)も披露しました。
このキャラクターは平城宮跡歴史公園の魅力を詰め込んで作成されており、SNSの宣伝やドラマの広報活動で用いられる予定です。
お世話になった平城宮跡歴史公園の皆さんと記念撮影
ドラマ麻保呂波は、登場人物の立場からそれぞれの時代を見比べて、共通点や相違点を探す面白さのある作品です。
受講生たちは緊張した様子を見せながらも、課題に対する取り組みの集大成を生き生きと発表していました。ドラマ制作に携わってくださった方々への感謝を伝えると共に、平城宮跡歴史公園の魅力を発信したいという学生たちの気持ちが伝わった披露会でした。
ドラマ麻保呂波は平城宮跡歴史公園公式YouTubeにて公開されています。ぜひご覧ください!

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