将来の働き方を考える。
経済学部「WLBセミナー」にて特別講義開催

2021.11.17

経済学部の専門教育科目「WLBセミナー」は、ワーク(W)・ライフ(L)・バランス(B)講座プログラム科目の一つで、実務経験が豊富な外部講師による講義が柱となっています。
今回は、スリール株式会社 代表取締役 堀江 敦子(ほりえ あつこ)氏をお招きし「自分らしいワークスタイル」についての講義が行われました。
(学生ライター 文化学部2年次 松田 こころ)

2021年10月14日に開催された特別講義のテーマは「なりたい自分に近づこう。自分らしいワークスタイル」でした。スリール株式会社 堀江氏の他に、同社のインターンシップに参加している学生もゲストとして講義に参加されました。授業はオンラインライブ配信で行われたため、受講生は教室のスクリーンを通して話を伺いました。
講師を務めた堀江 敦子氏
(スリール株式会社HPより)
オンラインライブ配信で講義が進む様子
はじめに、事業内容と堀江氏ご自身について説明されました。同社は人材育成事業の会社で「自分らしいワークスタイルの実現」を掲げ、多様な状況で自律して働ける人・環境を創る企業を目指して活動されています。堀江氏は以前の勤め先で、子育てとの両立に悩む社員のために社内運動を起こそうと考えたそうです。しかし、周囲は子育てとキャリアを両立することに無関心であることに気付き、社内はもちろん社会全体で意識変革を行わなければならないと考え、25歳で起業されました。

堀江氏は「自分の感覚を信じる」「自分の経験や行動を振り返る」「失敗した経験を大切にする」という3つを大切にしていることや、自分がなりたい姿を設定するためには多くの人と触れ合うことが重要であることを話されました。

次に、同社で開催しているインターンシップに関する動画を紹介されました。「ワーク&ライフ・インターン」と題したインターンシップは、働くことを学ぶ・子育てを学ぶ・最終プレゼンテーションの3段階で構成されており、実際に働いている人や子育てをしている人の元へ行って学ぶプログラムになっています。実際にインターンシップに参加した学生のコメントも紹介され「働き方の多様性を知れた」「就活の際に社風を強く意識するようになった」といった感想を聞くことができました。

最後に質疑応答の時間が設けられ、堀江氏はジェスチャーを用いながらわかりやすく質問に答えられました。
インターンシップ参加学生の感想を聞いている様子
堀江氏の話を熱心に聞く受講生
授業を取材して、将来自分がどのような働き方をしていきたいのか見つめ直す機会になりました。また、スリール株式会社が行っているインターンシップ「ワーク&ライフ・インターン」は、新しい視点のインターンシップであると感じ興味を持ちました。「自分のなりたい姿を設定するためには、多くの人と触れることが重要である」という堀江氏のお話を聞き、大学生のあいだにさまざまな人と交流したいと思いました。
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