【国際関係学部】海外フィールド・リサーチ現地レポート(タスマニア大学②)

2025.03.31

オーストラリアのタスマニア大学で実施する海外FRプログラムについて、レポート第2弾です。
タスマニア大学の海外FRプログラムに参加した学生は、3週間の研修を終え3月9日(日)に帰国しました。
参加学生がプログラムの後半を振り返りました。

オーストラリア タスマニア大学のレポート第1弾は、こちら!


 

タスマニアフィールドリサーチは順調にプログラムを進め、後半を迎えることになりました。後半も、タスマニアの自然保護にかかわる様々な野外活動を体験しました。そして、めでたく修了にいたりました。帰国後は、最終レポート提出と最終授業でのふりかえりでタスマニアでの学びの成果を総括しました。

◆動物保護活動
Bonorongの野生動物保護区を訪問し、タスマニアの豊かな自然の元に暮らす多様な希少動物の保護活動について学びました。その中でロードキリングなどの実態を知り、保護区の活動がどのような意味を持つのかを考えました。人と動物が共存するうえで直面する課題などについて学びました。

 

飼育員たちの活動や動物と直接触れ合うことにより印象に残りやすかった。
訪問者は保護活動の重要性を実感することが出来て環境保護へ関心を持つことにつながると気づきました。(風井 柊生、小田 将浩、北 結介)

◆自然環境の体験
Bruny Islandやタスマニア南部の森林地帯で雄大な自然の原風景を体験しました。ヒューロン川や警告周辺には雄大な森林地帯が広がり、40メートルもの高さの木の上でスリルある体験をしながら、大自然の規模を体感しました。


Mt Wellingtonの麓まで登りました!(高木 遥生)
エアウォークにいきました!(岡本 侑樹)
◆現地プログラムの修了
◆事後授業の実施とまとめ
皆元気で帰国し、各自レポートを提出したうえで、最終授業ではグループ別にタスマニアでの体験や学びについて話し合い、タスマニアの自然保護や開発の問題について総括しました。
それぞれに、タスマニア大学のスタッフの方々、大学生、ホームステイの家族、ホバートや地元の方々、研修先の係りの方々との交流やインタビューを通して考えが深まったようです。
参加学生たちは、テーマの自然環境の保護と開発の問題については、まず地元の人々が自らの問題として自然保護をとらえていて、それは地元の人々の社会や文化と連動する形でしっかりと地元に根付いて、それが自然体験型の観光を通してさらに訪問者にも伝えられていくという特徴に感銘を受けたようです。
開発についてはバランスをとって開発を抑制するだけでなく、産業そのものが自然保護につながるような新たな分野の発見も生み出していることも注目を集めていました。
また、参加者たちはテーマ以外でもタスマニアが伝統をしっかりと守りつつも、多文化的な社会の変化をうまく取り入れていることにも関心を示していました。

今日は授業のあとpartyをしました。この3週間初めての体験や初めて学ぶことだらけで楽しかったです。(大川 沙耶)  
最終日に先生方がパーティをしてくれました!美味しいケーキとお菓子をいただきました。最後の夕食にたこ焼きをつくりました。(向井 杏珠)
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