【国際関係学部】海外フィールド・リサーチ現地レポート(マセイ大学)

2025.02.27

ニュージーランドのマセイ大学で実施する海外FRプログラムについて、現地からレポートが届きました。
マセイの海外FRプログラムには、24人が参加しています。
2月15日(土)に日本を出発して、現地には3月8日(土)まで3週間滞在し、ニュージーランドの環境保護と社会的包摂(environmental sustainability and social inclusion)をテーマとして学んでいます。

                                                                                                                                 (国際関係学部1年次 芝谷 壽汰)
オークランドに到着して一週間が過ぎ、とても充実した時間を過ごしています。

マセイ大学研修のメインテーマは、「ニュージーランドのサステナビリティ(持続可能性)」です。ニュージーランドではどのように貧困や格差、差別などの社会問題解決に取り組み、経済成長を促進しながら、環境を保全しているのか、ということを学んでいます。
自然豊かなマセイ大学
第1週目の授業では、ニュージーランドの原住民であるマオリの文化や思想、そしてそれらが環境政策に与えた影響やニュージーランドにおけるジェンダー平等の歴史などについて学びました。

第1週目のスケジュール

2月16日(日) オークランド着
2月17日(月) 研修オリエンテーション、スチューデント・バディとのピザ昼食会
2月18日(火) ニュージーランドの生態系とマオリ思想に関する授業
2月19日(水) ニュージーランドのジェンダー平等の取り組みに関する授業
2月20日(木) Local guided bush walk
(ガイドさんからニュージーランド固有の植物や動物に関する説明を聞きながらのハイキング)
2月21日(金) 午前はニュージーランドの多文化主義に関する授業、午後にオークランド博物館を
訪問し、ニュージーランドの文化や歴史についての理解を深めた
2月22日(土) ホストファミリーとの自由時間
2月23日(日) ホストファミリーとの自由時間
オリエンテーション時にスチューデント・バディたちとピザランチ
マセイ大学での研修の特徴の一つとして、授業で学んだことを踏まえてフィールド調査を行い、自分の目で確かめたり肌で感じたりしながら、持続可能性について理解を深めていくことがあります。例えば、授業でニュージーランドの生態系や環境政策の歴史について学んだ後、皆でフィールドに出てlocal guided bush walkに参加したり、マオリ思想とその文化について学んだ後に、オークランド博物館で展示物を見学しながらニュージーランドの成り立ちの歴史やポリネシア地域・マオリ文化に関する理解を深めています。
授業の様子
フィールド調査:Local guided bush walkでの一枚
フィールド調査:オークランド博物館

また、ホストファミリーとは積極的に会話して、ようやく流暢にコミュニケーションをとれるようになってきました。とても身近に自然があって、毎日自然の恵みを感じています。

ホームステイ先にて
授業後はみんなで市内散策やビーチに
研修の2週目以降ではニュージーランドの経済や社会包摂性に関するトピック、関連したアクティビティが盛りだくさんなので、たくさんの事を学び、吸収してきたいと思います!
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