【国際関係学部】先輩の留学経験から学ぶ!語学力向上のための秘訣とは?

2025.01.29

学部の授業以外にも活躍の場を求めて積極的に取り組む学生を紹介する本企画。

今回は、オーストラリアのマッコーリー大学 への派遣留学を終えた、国際関係学部3年次 藤田 廉太朗さんに話を聞きました。

なぜ留学先にマッコーリー大学を選びましたか?

マッコーリー大学はオーストラリアの中でもトップレベルの語学教育を誇り、特にAcademic English Programや語学サポートセンターが充実していることで知られています。英語力を向上させるためには、英語圏の中でも特に語学教育に力を入れている環境に身を置くことが重要だと考え、マッコーリー大学を選びました。また、オーストラリアの他の大学と比較しても、マッコーリー大学は語学サポートが手厚く、国際色豊かな環境が整っている点が魅力的でした。さらに、私は現在国際ビジネスを学んでおり、将来的にこの分野で活躍するためには高度な英語力が不可欠だと考えています。そのため、実践的な英語力を磨くことができるマッコーリー大学は、私にとって最適な学習環境だと確信しました。
マッコーリー大学の校舎①
マッコーリー大学の校舎②

留学期間のスケジュールを教えてください


2024年8月2日 シドニー到着
8月14日 オリエンテーション
8月19日~9月20日 1st semester 開始 
9月21日~29日 semester break
9月30日~11月1日 2nd semester
11月2日~11月10日 semester break
11月11日~12月13日 3rd semester
12月13日 3rd semester終了(大学授業全て終了)
1月8日 帰国

大学の遠足にて

留学先で履修した授業科目や授業の様子を教えてください

私は留学先で English Language Program という授業を履修し、主に英語を学びました。授業の内容としては、移民(Migrate)、気候変動(Climate Change)、働く生活(Working Life)、交通渋滞(Traffic Congestion)、グローバル言語(Global Language) などが取り上げられました。Semester 1・2・3 を通じて、Writing・Reading・Listening・Speaking の4技能のテストが実施され、総合的な英語力向上を目指しました。授業の雰囲気はとても良く、先生と生徒の関係は和気あいあいとしていました。クラスメイト全員が積極的に英語を学ぶ姿勢を持っており、英語力を高める環境として申し分ないものでした。発言する生徒も多く、私自身も積極的に発表しようという気持ちになれました。特に印象に残っているのは、130人の留学生の前で行った 4対4のディベート です。テーマは 「仕事をする上で重要なのは、モチベーションか給与か」というもので、私たちのグループは「モチベーションが大事である」という立場を取りました。相手チームがどのような主張を展開するのかを予測し、論理的に反論できるよう準備を進めました。この経験を通じて、異なる文化や価値観への理解を深めることができ、とても有意義な学びとなりました。この経験で培った英語力を生かし、将来はグローバルに活躍できる人材を目指したいと考えています。
ディベートの記念写真
クラスの友達と記念写真

留学期間で心に残っているエピソードを教えてください

私が留学中で特に心に残っているのは、多様な方法で友達を作ることができたこと、そして オーストラリアの7つの都市を訪れることができたこと です。友達作りのために、私は以下のような行動を意識しました。
  1. 寮のイベントに積極的に参加する
  2. 寮の共有スペース(ダイニングホール、ビリヤード、卓球スペース)で、さまざまな留学生に話しかける
  3. 共通の趣味であるバスケットボールを通じて友達を作る
  4. 授業で一緒だった友達を積極的に遊びに誘う
こうした行動を通じて、多国籍の友人と交流し、異文化理解を深めることができました。また、私は シドニーを含む7つの都市(メルボルン、ゴールドコースト、ブリスベン、ケアンズ、エアーズロック、パース)を訪れました。これらの都市には、友達と一緒に旅行したり、日本から訪れた母と観光したり、時には1人で旅をすることもありました。特に1人旅を経験したことで、どんな環境でも生きていけるという自信をつけることができました。留学を通じて得たこの経験は、私にとって大きな成長の機会となりました。
寮の友達と記念写真
寮のゲームイベントの様子
ゴールドコーストでのコアラ抱っこ写真
母親とのケアンズ写真

留学前に立てた目標は、留学中に達成できましたか

私はマッコーリー大学を志望する際、「スピーキング能力を特に伸ばし、実践的なスキルを身に付けるために積極的に授業に参加する」という目標を掲げていました。
この目標を達成するため、私は授業内でのプレゼンテーションやクラスでの積極的な発言に取り組みました。また、130人の留学生の前で行われた4対4のディベートにも挑戦し、論理的に意見を主張しながら異なる価値観に触れる機会を得ました。
こうした経験を積み重ねた結果、留学前と比べて明らかに英語を話せるようになったと自信を持って言えます。英語での議論や発信に対する抵抗がなくなり、自然に考えを伝えられるようになったことで、スピーキング能力の向上を強く実感しています。
留学を通じて得たこの成長は、今後のキャリアや国際的な場での活躍において大きな強みになると確信しています。
ディベート発表の様子

今後の抱負や、帰国後新しくチャレンジしていることを教えてください

今後の抱負は、さまざまなことに挑戦し続けることです。正直、留学前の私は新しいことに挑戦するのを控えがちでした。しかし、留学生活では「今しかできないことに挑戦しよう」と決意し、積極的に人と対話したり、様々なイベントに参加したりしました。その結果、失敗を恐れていては成功の道は開けないことを実感しました。帰国後もこの経験を活かし、新しい学びの機会を積極的に追求し、成長し続けたいと考えています。挑戦することで得られる学びや人とのつながりを大切にし、自分の可能性を広げていきたいです。
エアーズロックを背景に

これから留学を考えている皆さんへメッセージ、アドバイスをお願いします!

留学は単なる勉強の場ではなく、新しい価値観や文化に触れ、自分自身を成長させる貴重な機会です!最初は言語の壁や文化の違いに戸惑うこともありますが、それを乗り越えたとき、大きな自信と達成感を得られます。留学中は、積極的に行動することが大切です。新しい環境では、待っているだけではチャンスは訪れません。授業やイベント、ボランティアなど、興味のあることにはどんどん挑戦してみましょう。失敗を恐れず、前向きに行動することで、成長の幅が広がります。英語やその他の言語に自信がなくても、大丈夫です!大切なのは完璧な英語を話すことではなく、「伝えようとする姿勢」です。積極的に話しかけたり、現地の友人を作ったりすることで、語学力も自然と向上します。日本とは異なる文化や価値観を持つ人々と出会うことで、自分の考え方も柔軟になります。特に異文化理解は、国際的な舞台で活躍する上で非常に重要です。オープンマインドを持ち、異なる意見を尊重する姿勢を大切にしてください。留学の成功は、事前準備にかかっています。語学力の向上、ビザや奨学金の手続き、生活費の管理など、しっかりと準備しておくことで、スムーズにスタートを切ることができます。最後に、留学は不安もありますが、それ以上に得られるものがたくさんあります。自分を信じて、一歩踏み出してください。皆さんの留学が素晴らしい経験になることを願っています!
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