【国際関係学部】PSIR主催:多文化共生を考える映画会・講演会を開催しました!
2025.01.09
2024年12月23日(月)に国際関係学部公認団体「PSIR」主催で、ドキュメンタリー映画「アリラン・ラプソディ」の上映会を行いました。また、ゲストスピーカーとしてウトロ平和祈念館副館長の金 秀煥(キム・スファン)さんにお越しいただき、お話を伺いました。
(学生ライター 国際関係学部3年次 石井 涼華)
今回の映画会の目的は、分断と対立の時代に、川崎やウトロに生きる朝鮮半島出身のハルモニ(おばあちゃん)から学べることはなんであるかを考えるためでした。
「アリラン・ラプソディ」は、2023年に公開された映画で、在日二世の金 聖雄監督がおよそ20年間川崎に通い、ハルモニの日々の暮らしを撮影しインタビューを行いました。戦後、差別と貧困の中で力強く生きてきたハルモニたちの物語です。

映画会に参加した学生からは、「韓国に興味はあったけど、朝鮮時代のことには正直興味を持っていなかった。今回の映画と講演は自分にとって新たな関心を持てる良い機会だった」 や 「ハルモニたちの生きる姿を見て、平和とは何かをもっと学び、求めていきたいと思った」などの感想が寄せられました。
金さんには、ウトロ平和記念館がある宇治市のウトロ地区に住む人々の経験や、ウトロ平和館でのご自身の活動、思いなどをお話していただきました。
「みんなが平和に生きるために、朝鮮人の方々が受けた差別や苦しみを話し続ける」という金さんの言葉が、とても心に残りました。
金さんには、ウトロ平和記念館がある宇治市のウトロ地区に住む人々の経験や、ウトロ平和館でのご自身の活動、思いなどをお話していただきました。
「みんなが平和に生きるために、朝鮮人の方々が受けた差別や苦しみを話し続ける」という金さんの言葉が、とても心に残りました。

今回の映画会・講演会は、人種を越えた共生について、それぞれが深く考える、とても貴重な経験になりました。国際関係学部学生有志の会PSIRでは、これからもこのような学生企画を実施していきます。