【文化学部】下出ゼミ4年次生が北野天満宮で「北野祭再興」の研究発表
2025.01.24
文化学部京都文化学科の下出 祐太郎ゼミでは、祭礼を中心とした地域コミュニティーのあり方を学んでいます。フィールドワークを活用して、北野天満宮を中心としたさまざまな祭礼に参加し、地域との触れ合いを通して実学としての学びを深めてきました。

北野天満宮国宝御本殿での「正式参拝」と宝物館の見学やお土居をめぐるもみじ苑への踏査、北野天満宮瑞饋祭の宮弁当やお正月に授けられる御神米のための京丹後市大宮売神社での「御田植祭」と「抜穂祭」、そして秋の「瑞饋祭」への参加と、年々学びを深めてきました。
下出ゼミの卒業論文課題は応仁の乱で途絶えた「北野祭再興」です。北野天満宮では、2027(令和9)年の半萬燈祭に向けて、往古の「北野祭」再興などの事業を予定されており、その事業に貢献できるような研究に取り組んできました。
今年度の4年次生は15人。2年後に迫った半萬燈祭での「北野祭再興」を目前に、文献調査、現地踏査、インタビュー調査を盛り込み、さまざまな角度から熱を帯びた発表をしました。北野天満宮のご厚意により境内にある文道会館で研究発表を行い、神職の方々や北野祭保存会の方々、下出ゼミOBのご参加を得、皆さんから熱いコメントをいただきました。
卒業を前に素敵な晴れの舞台となりました。



