【経済学部】菅原ゼミにて近畿財務局京都財務事務所による出前講座を開催
2025.01.20

2025年1月9日(木)、経済学部菅原ゼミ(演習Ⅰ)にて、毎年恒例となっている近畿財務局京都財務事務所の地方創生支援事業についての出前講座が開催されました。
当日は、財務局および財務専門官の業務内容の紹介に続いて、フューチャー・デザインという手法を用いてK市の未来戦略を考えるグループワークを実施していただきました。フューチャー・デザインとは、現世代だけでなく将来世代の視点も取り入れながら、持続可能な社会の形成に向けた政策を考える新たな検討手法です。
まず、職員の方からK市財政の現状と未来戦略について配布資料を基に解説していただき、次に学生たちは、2050年のK市の未来人になって2025年へのメッセージを送るというワークを行いました。それを基にして、K市ならではの学びに関する新しい政策について、意見を出し合いながら各班で案をまとめました。学生からは、観光産業との連携、学生団体主体のイベントや学びの機会の提供、大学間連携を深める取り組み、伝統文化を活かした学びの提供といった提案がなされました。
参加学生の声(抜粋)
- フューチャー・デザインやグループワークを通じて、K市の現状や将来についての理解がより一層深まりました。また意見交換や議論を通じて、他者の視点や多角的な物の見方を知ることができ、とても学びの多い時間になりました。今回得た経験を今後の活動に積極的に生かしていきたいと思います。
- 未来のことに関して、フューチャー・デザインを通して考えていく工程がわかり、将来について考えていく契機になりました。また、近畿財務局についても、どのような業務があるのか、また皆さんがなぜ公務員の中でも近畿財務局を選んだのかなどさまざまなことが参考になりました。今後の進路に生かしていこうと思います!
- グループワークでそれぞれの課題に取り組みましたが、一つ一つ考えるのが大変でとてもやりがいがありました。私たちの班の意見として出た、学生団体の活動などを増やしていけたらいいなと思いました。
- グループワーク①、②、③と今何をするべきなのか詳しく教えていただいたため、順調に進めることができました。ワーク②のフューチャー・デザインをメインに考えるところでは、私たち学生にとって未来を考えることがあまりないため、目新しく楽しかったです。また、近畿財務局は名前の通り近畿に1つだけだと思っていたら各府県に事務所を持っており、より地域に密着したお仕事をされていて興味が湧きました。

