【経済学部】北朝鮮を含む各種経済体制の比較研究で著名な後藤 富士男教授の最終講義が行われました
2025.02.06

2025年1月16日(木)に、後藤 富士男教授が経済学部専門教育科目の1つである「アジア経済論」の授業にて、ご定年による最終講義を行われました。
後藤教授は1996年4月に本学へ着任され、以来、およそ30年にわたり本学で研究活動に取り組まれ、教鞭を振るわれた他、経済学部学部長やクラブ顧問などの校務を多数務められ、本学の教育研究活動に多大な貢献をされました。
主な研究課題は「北朝鮮を含む各種経済体制の比較研究」であり、「北朝鮮経済の動向モニタリング」や「1950年代から60年代にかけての北朝鮮農業の研究」などの研究に取り組まれました。
また、教育としては、経済学部専門教育科目である「経済体制論」や「アジア経済論」などを担当された他、演習(ゼミ)もご担当され、多くの学生が後藤先生のもとから各々の進路を歩んでゆきました。
筆者(事務職員:山本 一心)である私も、本学経済学部生の時代、後藤教授の「経済体制論」の講義などを受講した一人であり、社会主義思想と自由主義思想の特徴、K・マルクス(1818-1883)の階級史観が共産主義思想に及ぼした影響、マルクス経済学と近代経済学の違い、計画経済と市場経済のわかりやすい分類やその変容などに感銘を受けました。
2025年1月16日(木)の「アジア経済論」の最終講義は「二重経済モデルからみた北朝鮮経済(後半)」をテーマとして、履修学生以外に、聴講に訪れた教職員にも向けて、伝統部門(農業・農村)と近代部門(工業・都市)を切り口とした北朝鮮経済の動向について講義が行われました。講義の最後には、加茂経済学部長から、長年の功績への感謝の意を込めて、花束が贈呈されました。
後藤教授は在学生に向けて、「大学は自由の学府です。自分が面白いと思ったことを実行されたらよいと思います。加えて、もしもご家庭の経済事情が許されるならば、在学中に一度は海外へ出られることをお勧めします。他国と比較して日本を見る機会になるからです。」というメッセージを残されています。このメッセージを受けて、在学生が自分自身で興味をもった学業などに邁進することを期待します。
後藤教授は1996年4月に本学へ着任され、以来、およそ30年にわたり本学で研究活動に取り組まれ、教鞭を振るわれた他、経済学部学部長やクラブ顧問などの校務を多数務められ、本学の教育研究活動に多大な貢献をされました。
主な研究課題は「北朝鮮を含む各種経済体制の比較研究」であり、「北朝鮮経済の動向モニタリング」や「1950年代から60年代にかけての北朝鮮農業の研究」などの研究に取り組まれました。
また、教育としては、経済学部専門教育科目である「経済体制論」や「アジア経済論」などを担当された他、演習(ゼミ)もご担当され、多くの学生が後藤先生のもとから各々の進路を歩んでゆきました。
筆者(事務職員:山本 一心)である私も、本学経済学部生の時代、後藤教授の「経済体制論」の講義などを受講した一人であり、社会主義思想と自由主義思想の特徴、K・マルクス(1818-1883)の階級史観が共産主義思想に及ぼした影響、マルクス経済学と近代経済学の違い、計画経済と市場経済のわかりやすい分類やその変容などに感銘を受けました。
2025年1月16日(木)の「アジア経済論」の最終講義は「二重経済モデルからみた北朝鮮経済(後半)」をテーマとして、履修学生以外に、聴講に訪れた教職員にも向けて、伝統部門(農業・農村)と近代部門(工業・都市)を切り口とした北朝鮮経済の動向について講義が行われました。講義の最後には、加茂経済学部長から、長年の功績への感謝の意を込めて、花束が贈呈されました。
後藤教授は在学生に向けて、「大学は自由の学府です。自分が面白いと思ったことを実行されたらよいと思います。加えて、もしもご家庭の経済事情が許されるならば、在学中に一度は海外へ出られることをお勧めします。他国と比較して日本を見る機会になるからです。」というメッセージを残されています。このメッセージを受けて、在学生が自分自身で興味をもった学業などに邁進することを期待します。



