【経済学部】イケダマリアゼミが「The Third Intercollege English Presentation Seminar on the Global Economy」に参加しました!

2025.01.07

2024年12月21日(土)、演習Iおよび演習IIIのゼミ生が学外ゼミ活動として、京都橘大学で開催された「The Third Intercollege English Presentation Seminar on the Global Economy」に参加しました。 本イベントには、立命館大学と京都橘大学の学生89人と教員4人が参加しました。ゼミ活動のテーマは「SDGsとアジア経済発展」で、演習Iの学生4チームと演習IIIの学生4チーム、計8チームが研究発表を行いました。発表はすべて英語で行われ、質疑応答やコメントはほぼ英語で行われました。
なお、本ゼミの一部の研究活動には、以下の2名も加わりました。
①サンクト・ペテルブルク国立大学からの交換留学生。本ゼミ生と共同で障がい者のスポーツ等の普及についてアンケート調査を実施しました。
②上級英語プログラムIV履修している法学部の学生。本英語プレゼンテーション大会への関心を示し、本ゼミ生と共同で高齢者ケアコミュニティの研究を実施しました。

演習Iの研究発表テーマ

  1. Green initiatives of Nissan Motor Corporation
    日産自動車のグリーンイニシアティブ
  2. Can AI change Japan and Korea?
    AIは日本と韓国を変えることができるのか?
  3. Seven-Eleven Japan's Food Waste Issues
    セブンイレブン・ジャパンの食品廃棄対策と今後の課題
  4. The middle-income country trap and Thailand‘s BCG growth strategy
    中所得国の罠とタイのBCG成長戦略

演習IIIの研究発表テーマ

  1. The Future of Tourist Attractions 〜How to Overcome Overtourism?
    〜観光地の未来〜オーバーツーリズムをどう克服するか〜
  2. Accessibility of Kyoto's sports clubs and fitness centers to the disabled
    京都における障がい者へのスポーツクラブ・フィットネス施設のアクセシビリティ
  3. How Can We Green Our Cities? Case studies from Japan and Thailand
    都市の緑化をどう実現するか?日本とタイの事例研究
  4. Elderly care community initiatives in Thailand and Japan
    日本とタイにおける高齢者コミュニティ・ケアの取り組み
発表に対して、内容の改善や議論を明確化する観点から、 すべての学生は記名制で、建設的なコメントや質問をするようにしました。 会場では質問等をオンラインで投稿できるQRコードが用意されており、236件の質問やコメントが集まりました。これらは全て参加者間で共有され、フィードバックとして役立てられました。

他大学の参加者より寄せられたコメントの一部

  • 観光地の未来についての発表は、オーバーツーリズムの影響がデータを交えて説明されており、とても分かりやすかったです。
  • 食品廃棄の問題について学び、日本がこの問題にどう向き合うべきか考えさせられました。
  • 発表方法が上手で、自分も真似したいと思いました。
  • 障がい者向けの特定分野がよく理解できました。提案が現実的でした。
  • スライドのデザインがよく、内容も分かりやすかったです。
  • 京都にある障がい者向け施設の利用について、表にまとめられ、目的が書かれていてとても理解しやすかった。アンケートの設問項目などもわかりやすかった。
  • タイの大学での緑化の取り組みについて学びました。京都の大学でもそのような取り組みはあるのか?
  • 例をたくさん使うのは、深く理解できるのでいいことだと思いますが、スライドは文字が多くて少し読みにくかったです。
  • 文字が多いので、写真をもっと入れるといいと思いました。
これらのコメントや質問を通じて、ゼミ生たちは他大学の学生や教員から貴重なフィードバックを得ることができました。 
演習Ⅲの参加者は今年9月1日(日)から8日(日)までタイ(バンコク、パトゥムターニー県、ノンタブリー県)でフィールドワークを実施し、持続可能な開発に向けた環境、観光、交通、スポーツと健康、高齢者ケアの各分野において、社会のさまざまなセクター(政府・自治会、国際協力機関、大学、NGO、市民団体など)が社会連帯経済にどのような役割を果たしているのかを学びました。 今回の学外ゼミ活動を通じて、ゼミ生は研究成果を発表するだけでなく、他大学の学生や教員との意見交換を通じて、多くの学びを得ました。
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