【国際関係学部】植原ゼミが京セラ株式会社を訪問し「セラミックナイフの海外市場における売上拡大」について提案プレゼンテーション及び議論を行いました!
2024.07.18

2024年7月3日(水)、「研究演習Ⅰ・Ⅲ」(担当:植原 行洋教授)において、京セラ株式会社を訪問し、同社の宝飾応用商品事業部に対して提案プレゼンテーション及び議論を行いました。
(国際関係学部3年 玉川 愛菜、江口 遥奏、小野本 薫)
京セラ株式会社は京都に本社を置き、情報通信、自動車関連、環境・エネルギー、宝飾品、キッチン用品、医療・ヘルスケア市場に向けたさまざまな事業を展開するグローバルメーカーです。私たちが今回提案を行ったのは宝飾応用商品事業部です。同部門は「健康で豊かな生活の実現」をビジョンに、国内メーカーで初めてセラミックナイフを発売し、私たちの生活を、ファインセラミックスを使った製品で支えてきました。
同社からいただいた課題は「セラミックナイフの海外市場における売上拡大」です。私たちはそれぞれ、欧州、北米、中国の三つのグループに分かれ、約三週間のグループディスカッションや3年次・4年次の合同発表を通じて提案プランを練り上げました。

7月3日の本番では京セラ本社に訪問し、ショールームで実際にファインセラミックスの性質を体験し、幅広い分野で使われているのかを見学させていただきました。


見学を終え、学生によるグループ発表(欧州、北米、中国の3地域における販売戦略のプレゼンテーション)を行いました。各国の市場分析や生活背景などを調査し、京セラのセラミックナイフの拡販施策に関して独自のアイデアで提案しました。質疑応答では、京セラの方々から鋭い質問をいただき、自分たちなりに回答する中から多くの学びがありました。また、各プレゼンに対してフィードバックもいただきました。「資料やデータをしっかりと示しており、よく分析できている」「海外での特定ユーザーの困りごとを調べ、問題解決を提示する視点は良い」「思いつかなかったアイデアやデータがあり有益である」などの高い評価をいただきました。その一方で「アイデアを裏付ける理由やデータが“点”では無く1本の“線”としての繋がり、一貫性を持って説得力を出すことが必要」「海外の文化や市場を調べる際、日本の視点では限界があることを強く認識した上で海外の現地ニーズを捉えることが大切」などの海外展開における根本からの重要な考えを教えていただきました。




そして、今回の訪問では京セラのフィロソフィについても学ぶことができました。
特に印象的だったのは、創業者である稲盛和夫氏の信念です。
京セラでは「人から決してできないと言われたことに挑戦する」という稲盛氏の信念が根底にあると知りました。これは、常識や限界にとらわれず、新しいことに挑戦し続ける姿勢を象徴しています。何か成し遂げたい事があるならば、ただ考えるだけで満足するのではなく「絶対に実現させる」という気持ちを持ち、日々考え抜く事で人は100%以上の力を発揮するというご説明がありました。
この信念が受け継がれているからこそ、未開拓の分野へ果敢に挑戦し、多種多様な商品群を有し、世界へ羽ばたく企業になったのだと思いました。商品開発やマーケティングを行う際に最初から全てがうまくいったわけではなく、多くの試行錯誤を経て現在のビジネス成果を出していることを知りました。不屈の精神の先に成功がある事を知っているからこそ困難に直面しても一歩でも進み続けることが可能となり、その結果の積み重ねが現在の京セラの成功につながっていると感じました。私たちにとってもこの信念を知れたことは今後の大学生活や職業人生において貴重なものになるでしょう。
今回の訪問プログラムを通じて、私たち学生は多くの学びを得ることができました。将来社会に出てからも今回の学んだ京セラのフィロソフィを思い出しながら、常識や限界にとらわれず常に新しい挑戦を続けていきたいと思います。
最後に、この訪問を受け入れてくださった京セラの皆さまに心より感謝いたします。
特に印象的だったのは、創業者である稲盛和夫氏の信念です。
京セラでは「人から決してできないと言われたことに挑戦する」という稲盛氏の信念が根底にあると知りました。これは、常識や限界にとらわれず、新しいことに挑戦し続ける姿勢を象徴しています。何か成し遂げたい事があるならば、ただ考えるだけで満足するのではなく「絶対に実現させる」という気持ちを持ち、日々考え抜く事で人は100%以上の力を発揮するというご説明がありました。
この信念が受け継がれているからこそ、未開拓の分野へ果敢に挑戦し、多種多様な商品群を有し、世界へ羽ばたく企業になったのだと思いました。商品開発やマーケティングを行う際に最初から全てがうまくいったわけではなく、多くの試行錯誤を経て現在のビジネス成果を出していることを知りました。不屈の精神の先に成功がある事を知っているからこそ困難に直面しても一歩でも進み続けることが可能となり、その結果の積み重ねが現在の京セラの成功につながっていると感じました。私たちにとってもこの信念を知れたことは今後の大学生活や職業人生において貴重なものになるでしょう。
今回の訪問プログラムを通じて、私たち学生は多くの学びを得ることができました。将来社会に出てからも今回の学んだ京セラのフィロソフィを思い出しながら、常識や限界にとらわれず常に新しい挑戦を続けていきたいと思います。
最後に、この訪問を受け入れてくださった京セラの皆さまに心より感謝いたします。